皆様こんにちは。赤城です。
Nintendo SwitchとPS4で絶賛発売中のスクウェア・エニックスのソフト『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』(DQB2)の感想その2です。
モンゾーラ島およびみどりの開拓地開拓までのネタバレありですのでご注意ください。
ネタバレなしレビューはこちらからご覧ください!
目次
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- 農業をみんなで頑張る
- キャラについて
- マギールの悲劇
- 大樹やからっぽ島の川もみんなでビルド
- ビルダーが憎まれていた理由
- シドーとルルの距離が近い
- 散りばめられた世界の謎
- 私の島の様子
- 2周目プレイで色々検証してみた
農業をみんなで頑張る
1ではちょっと出てきただけで終わってしまった農業。2でクローズアップされて嬉しいです。農業は基本的には共同作業ですから、やはりドラクエ2から導入された「仲間」システムの理念と一致します。主人公がかかしを置いたところをみんなが一斉に耕したり種を植えてくれたりして、一体感がありました。
ただ、主人公って自分では畑を耕せないですよね。私もみんなに混じって汗水垂らして働きたかったです。
キャラについて
いやー、人数多いっすね(笑)。びっくりしました。その分ひとりひとりのキャラ描写が薄くなってしまい残念ですが、みんなが生活してる様子を眺めてるのが楽しいので一長一短ありといったところ。ヒースとソフィがからっぽ島についてきてくれないのは痛かったです。名無しの村人だけ置き去りにすると信じて疑っていなかったぜ。
以下、名ありのキャラについての感想です。特に気に入っているのがヒースです。
シドー
他の人と価値観がズレていて物騒な発言ばかりする。チャコの悲鳴を「楽しそう」とか、「あの薄汚いネズミに湿地帯のことを吐かせよう」とか。でもたまに正論も言う。ドルトンだけ最後までヒゲ呼ばわり。お前とは愉快な相棒になれそうだよ。チャコ
現地妻その1。まあ最終的に正妻(ルルちゃん)のところに連れ帰ってしまったけどな。常にテンションが高くて好感が持てる。さらっとメタ的な禁句を口にするところも好き。ジバコ
現地妻その2。やはり連れ帰ることになる。ギャルっぽくて異様にノリがよく、一緒にいると和む。ドルトン
町長職に異常に固執している。やっぱりロロンドの子孫なんだなあ。主人公の父であり兄であり母であると主張するが、最後のはちょっと無理がないか?(笑) あと笑ったときのふんぞり返りの角度がすごい。ポンペ
お調子者代表。こいつもテンション高い。からっぽ島に来るとみんなで開拓した川に勝手に「ポンペリバー」と命名する。ルルちゃんかシドー君にSATUGAIされる未来が見える。ヒース
やはり常にテンションが高く、「押すなよ? 絶対押すなよ?」を素でやってくる。そして「小さな部屋でこっそりとやる、ツボとタオルが必要なアレ」と、見る人が見れば誤解されかねない表現でトイレ建造を要求してくる。う~ん、残念イケメンここに極まれり。現地夫にしたいがこのままだとたぶんソフィとくっつく。ソフィ
現地妻その3。見た目は一番かわいいけど、主人公がビルドに「手を染めた」と発言するわ、妹から「そんなこと言っても身体は正直だなァ?」とお決まりの台詞を吐かれるわネタに事欠かない。リズ
姉よりずっと大人。声優はたぶん間宮くるみさん(ハム太郎の人)。みみずん
ウネウネという擬態語を多用する。みみずをこんなにかわいいと思う日が来るとは。しかし生殖とかどうするんだろうか。マギール
典型的なツンデレである。かわいい。拠点に居座ってるわりにビルドを全然手伝ってくれないので、初めの頃は絶対に裏切ると思っていた。しかし最後は……。詳細はこのすぐ後の項で書きます。現地夫(妻?)にしたかったよ。マギールの悲劇
マギールはハーゴン教団の副総督のくせして大樹に興味を持って人間たちを助け最後には自分もビルダーになると言い出すなどしており、定石通りの死亡フラグがビンビンに立っていました。裏をかいて「なんちゃって!」と言って起き上がることを大変期待していたのに。普通に死んでしまいましたね……。ビルダーズ2は仲間が誰も死なない底抜けに明るい話にしてほしかった。定石は踏まなくてよかったんですよスクエニさん!! こんな展開で涙を誘うなんてテンプレすぎるよ……。せっかくマギール用の邪教の神殿を大樹の地下に造ったのに。からっぽ島に連れ帰るのを楽しみにしていたのに。
もしかしてチュートリアルのガイコツ船長も同じ目に遭う(ていうか既に遭ってる)んじゃないかと心配でなりません。2人とも、幽霊でいいから再登場してくれないかな。いや、ガイコツの幽霊ってなんやねん(哲学)と思いますが。
大樹やからっぽ島の川もみんなでビルド
リアルにうおおおおすげええええ! と声を上げてしまいました。1では全て主人公任せだったのに、2ではビルダーレベルが上がると住人たちがビルドを手伝ってくれるんですね。システム面での進歩を実感すると同時に、きっと1主人公の努力が実を結んだのだろうと思い、感動しました。1では主人公以外誰もビルダーじゃありませんでしたから。ボディービルダーはたくさんいたけど(笑)。
ビルダーが憎まれていた理由
古のビルダーが農業を興し大樹をつくってからモンゾーラは栄えた。しかし、人間たちはやがて生み出された富をめぐって争うようになった。ハーゴン教団はこの状態に目をつけ、大樹を破壊し、「ビルダーが大樹などつくったから争いが生まれた、ビルダーと物作りは悪だ」と人間たちに説いた。とのことです。魔物側が一方的に人間側を蹂躙したわけじゃなくて、人間にも付け入られる隙があったんですね。なんだかメルキド編と若干かぶると思いました。わざとかぶせているのかもしれません。ドラクエは基本は「悪い魔物をやっつけろ」スタンスでありながら、たまにこういう勧善懲悪でない話も混ぜてくるのが味わい深いです。
シドーとルルの距離が近い
これは完全に個人的でどうでもいい感想ですが。シドー君とルルちゃん、王国と帝国で張り合っていててっきり仲が悪いのかと思いきや、お互いを心配し合ったり、ポンペに「仲良しで妬けちゃいます」なんて言われたりしてるんですよね。確かに喧嘩するほど仲がいいとはよく聞く話。
やや、これはやばい。もしそれが友情ではなく愛情的なアレだった場合、2人を正妻と正夫(?)にし、各地から現地妻・現地夫を集めて一大ハーレムを作るという私の夢が……!
はい、本当にどうでもいいですねすみません許してください。スクエニさんが妄想の供給源を断たない方針であることを願ってやみません。
散りばめられた世界の謎
ビルダーズ2は謎に満ちた設定が多く、プレイしながらあれやこれやと考えるのが楽しいです。ここでは、モンゾーラ編の情報だけで推測してみました。長いので、興味のない方は次の項目へどうぞ。破壊神シドーに希望を託す声の主
モンゾーラ編では、謎の声が2回出てきます。1回目はからっぽ島からモンゾーラへ旅立つとき。「破壊神シドーは滅びゆく世界の最後の希望」と言っていました。
2回目は、からっぽ島で開拓をしているとき。シドーに破壊神と呼びかけ、「自分はこの世界を作った者で、シドーに最も近しい存在である」と言っていました。
声の主は「この世界を作った」と言っているのでルビスで間違いないと思いますが……最も近しいとはどういうことでしょうか? 同じ神様カテゴリにいるから? それとも、シドーは破壊神なので、創造神のルビスと表裏一体的な設定だったりするのでしょうか?
また、「最後の希望」と言っているのも引っ掛かります。破壊が創造を生むという考えは理解できます。しかし、わざわざ破壊神と名づけられ、ハーゴンに人間を滅ぼすために召喚されたシドーのことですから、ひとたび真の力に目覚めて何かを破壊すれば壊滅的な被害をもたらすことになるのではないでしょうか。もしそうだとすれば、ルビスはダメになってしまったこの世界を破壊神に破壊させ、ビルダーに作り直させたいのか?
ビルダーズ1で一度主人公を見捨てたことがあるため、ルビスは純粋に善良な人ではなく、結構感情的で恐ろしいところもある人に見えます。それゆえつい黒い予想をしてしまいました。果たしてどうなるかな~。
モンゾーラやからっぽ島はドラクエ2世界のどこに位置しているのか
モンゾーラに到着してすぐに、船長はモンゾーラなんて聞いたことがないと言っていました。ドラクエ2でも出てきてないですよね。このぶんだと、他の島も全て、プレイヤーはもちろんのこと、船長や主人公、ルルちゃんの記憶の中にもなさそうです。よほど辺鄙なところにあるのか、それとも世界がなんらかの原因で滅びかけているためにルビスが急ごしらえでつくったエリア的なやつなのか。
ソフィが終盤で「モンゾーラのはるか西にムーンブルクがある」とも言っていました。この情報が正しいのであれば、この島々はドラクエ2でいうデルコンダルの北、精霊のほこらの辺りにあるのかもしれません。ルビスがつくったエリア説がやや濃厚か?
モンゾーラ島に来たビルダー
湿地帯のオークはかつて島にいたビルダーのことを「寝ぼけ顔のむっつりスケベだった」と言っていました。一方、リリパットの長は「凛々しくて賢そうな若者だったそうだ」と言っていました。どちらが本当なのでしょうか?オークは自分自身が実際に会ったかのように語っていますが、リリパッドは伝聞調です。したがって、オークの方が信頼性は高いです(オークって寿命長いんですね!)。つまり寝ぼけ顔のむっつりスケベだったと思います。ただまあ、人(魔物)によってものの見え方はさまざまですけどね(笑)。ビルダー自身も色々な面を持っていたでしょうし。
問題は、それが誰だったか、ということです。おそらく、各地に点在している「創世記」の作者もこの人でしょう。今のところはしろじいじゃないかと思っています。
で、しろじいがかつて寝ぼけ顔のむっつりスケベだったのなら、イコール1主人公疑惑も浮上してくるわけです。1主人公は女性だった可能性もあるのにしろじいは明らかに男性じゃん? と考えるも、ドラクエのストーリーは男性ベースで作られてることが多いので完全には否定できませんね。
ハーゴン教団が跋扈しているのはなぜ?
体験版(プロローグ)の感想で、チュートリアルではハーゴン教団はそんなに勢いがなさそうなのに、モンゾーラではいきなり島を支配していておかしい、と書きました。その際、なんらかの道具を使って急速に洗脳した説と、実は主人公たちの時の流れが他の人間たちと違う説を挙げました。モンゾーラ編をプレイすると、教団が徐々に人間を支配していったことが分かるので、急速に洗脳した説は消えます。でも、時の流れが違う説も現実的ではありません。
第三の仮説として、主人公たちの住んでいた地域(メルキドやルプガナ)と異なり、辺鄙な地域では未だハーゴン教団が幅を利かせている説も考えてみました。これなら一応筋は通りそうです。
まーそれでも何か釈然としない気分が残りますが。ルルちゃんとモンゾーラ島の住人が話してヒントをくれると期待していたのに、ビルドに夢中で誰も自分たちの境遇の話なんてしないしなー。
うんうん、このモヤッと感が良いんだよ。オッカムル編以降もぜひ、情報は小出しにしていってほしいです。
私の島の様子
さて、ビルドが1と比べると大幅に進化したこともあり、拠点作りも少しだけ頑張れたので、一級豆腐建築士たる私のモンゾーラ島とからっぽ島の拠点の様子をご紹介いたします。ご笑覧ください。モンゾーラ島
マンション的なものを作るのは頑張りました。え、丸太の組み合わせ方おかしくね? ってツッコミはなしでお願いします。まあ遠くから見るとなぜか気持ち悪いことになってるんですけど。
ちなみに、マンションの最上階にお風呂を作ってあります。みんなお風呂にはきちんと行こうとするんですね。高層階だと寝室を作ってもなぜかうまく認識してくれなくて、地面で寝てることが多いです。
他のところはこんな感じです。
マンション建設で力尽きました。そしてほんの出来心で大樹の下を掘り下げたらマジでえらいことになったぜ☆
もうここまで来たらと思って、マギールのために大樹の下に邪教の神殿を作ったんですけど。
新しい大樹を作る流れになったとき「やべぇ」って思ったよね(笑)。案の定、大樹作ったら浸水した。
なお、大樹が完全復活したとき、何かイヤな予感がすると思ったら、マンションの最上階と屋根が全部削れていました。どういうメカニズムやねん。めちゃくちゃ笑ったわ。
位置はかぶっていなかったと思います。大樹の葉と同じ高さにある物体は削れてしまうのかもしれません。バグなのか、仕様なのか。2周目で検証してみました。
からっぽ島・みどりの開拓地
こっちは普通に豆腐建築丸出しです。それでも田園風景を作ろうというぼんやりした考えはあり、川から水を引いてきて用水路を作ったりして、それなりに農村っぽくはなってきました。オッカムルから帰ったらさらに開拓して屋根もつける予定です。私の投稿者IDはこれです。写真とか地形とかお気軽に見にきてください!→d1FoKxqHcb
2周目プレイで色々検証してみた
この項では、前回に引き続き、2周目プレイに伴い1周目ではバグりが怖くてできなかったアホな検証実験について書いています。モンゾーラより先のストーリーについてのネタバレはありませんが、アホに付き合ってられんわという方はあとがきへどうぞ!拠点防衛戦で拠点がボロボロになるよう仕向ける
本作の戦闘は前作と違いだいぶヌルいです。そのため、拠点耐久力が1%も減らないまま戦闘終了なんてことがままあります。せっかく住人たちが戦闘後に建物を直してくれる機能が追加されたのにもったいないですよね!?せめて拠点耐久力を80%くらいまで低めて、戦闘後に住人たちが建物をちゃんと直してくれるか確認してみたい。そんな思いから、攻めてくる魔物ではなくこちらの味方である住人たちを陥れる作戦がスタートしました。
拠点耐久力を低めるには、戦闘要員に拠点を破壊する魔物の邪魔をさせないことが重要となります。
その方法は2つあります。1つは戦闘要員をどこかに閉じ込めて魔物を攻撃できなくすること。もう1つは彼らの攻撃力とHPを弱め、魔物に倒させることです。
泥の壁に戦闘要員を閉じ込める:なんの成果も得られませんでしたッ!!
まず、魔物を攻撃できなくするために、ウォール・泥を作って戦闘要員を閉じ込めてみました。しかし、この作戦は失敗しました。魔物が主人公や拠点ではなく、戦闘要員のNPCたちを攻撃したがるからです。
結果、巨人魔物は人間どもを入れたウォール・泥の周りに集まり、ヒババンゴやアンデッドマンがウォールを破壊して戦闘要員の脱出を助けるなどという本末転倒な事態に。作戦その1失敗です。
ちなみにウォール・泥の地下を掘り下げて拠点中央付近まで戦闘要員を誘導したりもしたのですが。
やはり魔物たちの攻撃は拠点ではなく戦闘要員に向かっているらしく、ほとんど破壊されることはありませんでした。
戦闘要員の攻撃力とHPを下げる:なんの成果も(略)
作戦その2。戦闘要員の攻撃力を弱めるため、モンゾーラで最強のイバラ系統の武器ではなく、ひのきのぼうやこんぼうを持たせました。本当は素手のままがよかったのですがミスりました。一度持たせると外せなくなるのが難点ですよね。また、HPを下げるために、彼らの進路にイバラを置きまくりました。
その結果。
なんとか同時に3人殺せるようになりました。しかしやはり魔物たちを勢いづかせるには程遠かったのでした。
戦闘中のマギールの台詞
本当にどうでもいいんですけど、主人公は戦闘中、他の戦闘要員を陥れるためにずっとニートだったので、戦闘中のマギールの台詞をじっくりと観察することができました。おそらく、以下の3種類です。さっさとおいはらえ!
何を手間取っているのだ!
きびきび戦わんか!
いや、あのですね。正直殺意が湧きますよ、農業も戦闘も何もしないマンに言われるとw
恵みの大樹は泥で覆われていてもきちんと成長・置換されるか
普段の大樹はむき出しの状態です。この状態で太陽なりモンゾーラの人々の物作りの心なりを吸収することで成長していくわけです。ちなみに幹のところには乗れます。
では、大樹をウォール・泥で覆い尽くしてもきちんと成長するのでしょうか? また、新しい大樹を建設するときに支障は出ないのでしょうか?
結果
これが成長したときのイベント画面です。いやあ、中が全く見えなかったり突然上から葉っぱが出てきたりで結構不気味なんですけどw チャコは透視能力でもあるんですかね。
ウォール・泥が面倒臭くなってきたので、途中からウォール・泥水に変更。
もう恵みの大樹じゃないよこんなの。
収穫祭も泥水の中で決行するし。
大樹がヒババンゴに破壊されたのも当然見えない。マギールとのお別れも大事な会合も全て泥水の中で行われる。
そして新しい大樹の建設については、設計図とかぶる泥ブロックは住人たちが破壊して進めてくれました。ただ泥水および設計図とかぶらないブロックはそのままなので大樹内での移動がすごく面倒になりました。見た目が面白い以外にあまりいいことないな。
最終的に、後の検証で使う予定の拠点周囲の泥の塔と大気の色も相まって邪悪な魔物たちのアジトみたいになってます。クリア後もなかなかやばい。
ゴーストとリリパットの必須クエストを放置
標題の通り、ゴーストとリリパッドの!マークを放置したらどうなるか。
しばらくはストーリーは問題なく進行します。
まあ、チャコの指定した数のカボチャのタネを持ち帰るとカボチャのタネを集めるクエストが完了してしまい、なぜかゴーストからカボチャのタネを託されたことにされてしまうのですが。
う~ん、フラグ管理が甘いですね~。これたぶんポンペのトマトのタネを集めるクエストに関しても同じことが言えると思います。
結果
しかし、250マスに作物を植えきってだいのうえんへのみちその2のメインクエストを終わらせ、ポンペが「収穫祭を開く」と言ったきりクエストマークが出なくなりました。推測ですが、ここでゴーストとリリパットのクエストを放置していることをすっかり忘れて進行不能バグと勘違いしている方ももしかしたらいるんじゃないでしょうか。
クエストマークはゴーストとリリパットのクエストを両方クリアすることで出るようになります。カボチャのタネを渡したときにゴーストの話題が出ていたとしても、ゴーストのクエストをクリアしないと先には進めません。
完全復活した際の大樹の葉の影響はどこまで及ぶのか
私が初回プレイで意気揚々と作った高層マンションの最上階が大樹復活の際になぜか削れてしまったことは、皆様記憶に新しいかと思います。私自身は大爆笑したんですが、モンゾーラで高層建築を作ると最後には削れてしまうのだろうか、と心配になる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、2周目では大樹復活の際の葉の影響力がどの範囲まで及ぶかという笑える真面目な検証を行いました。
検証方法
拠点内外に計28本の泥または土でできた塔を建てます。この塔は、本作の高さ制限である100段ぎりぎりまで積んであります。かなり異様な光景ですね。このビルダーはいったい何をやっているんだと今周回のシドー君やチャコちゃんは思ったことでしょう。
これらが大樹復活後に削れているかどうか確認すれば、大樹の葉が影響を及ぼすおおよその範囲が判明します。拠点を中心としたある程度の範囲を全てブロックで埋め尽くそうかとも思ったのですが、大変すぎるのでやめました。
私は拠点内の塔は上部分が全て削れて、拠点外には影響がないだろうと予想していましたが……。
結果
こんな感じになりました。地図に書き込んでいます。
出典:ドラゴンクエストビルダーズ2 ※一部記号および文言の書き込みは本記事筆者による
削れなしは、下記のように100段積んだままになっている状態。
出典:ドラゴンクエストビルダーズ2 ※記号の書き込みは本記事筆者による
削れパターン①は、下記のように塔の真ん中部分が削れている状態。
出典:ドラゴンクエストビルダーズ2 ※記号の書き込みは本記事筆者による
削れパターン②は、下記のように塔の上部分が全て削れている状態。
出典:ドラゴンクエストビルダーズ2 ※記号の書き込みは本記事筆者による
地図の外にもいくつか塔は建てたのですが、拠点からある程度離れると全く影響がないようなので、省略しました。
なぜか削れ方には2パターンあるみたいですね。
拠点内は削れることには削れますが、大樹の葉から上の物体全てではなく、大樹の葉が発生した高さにある物体のみが削れるようです。
一方、拠点外は北西方面のみ、大樹の葉から上の物体全てが削れるようです。なんでしょうか、大樹の葉が発生した際の風圧(?)が拠点内から拠点外に出るときに解放(?)されて強まったんでしょうかね(笑)。
風圧の広がりを図解してみました。
出典:ドラゴンクエストビルダーズ2 ※一部記号および文言の書き込みは本記事筆者による
うーむ、やはりなかなかの謎現象である。
結論
とりあえず、モンゾーラ島をクリアするまでは、拠点内および拠点外北西方面ではあまり高い建物を作らないことをおすすめします!感想は以上です! 最後までお読みくださり、ありがとうございました。
オッカムル編の感想は以下の記事に書きました。
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※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。
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