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女子大生と容疑者、ネット上で接点 初めて会い被害か (2/2)

» 2019年02月01日 07時38分 公開
[産経新聞]
産経新聞
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 菊池さんは事件前、オンラインゲームなどを通じ、ネット上で複数の人物とやりとりがあった。コンビニ近くまで乗車したタクシーの車内でも土地に不慣れな様子で携帯電話の地図で行き先を探したとされ、捜査1課はネット上で広瀬容疑者と知り合ったとの見方を強めて今年1月24日、任意の事情聴取に踏み切った。

 広瀬容疑者は平成29年4月、SNS(会員制交流サイト)で知り合った18歳未満の少女にみだらな行為をしたとして児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で茨城県警に摘発されていた。任意聴取に対し、菊池さんと出会った経緯についてはあいまいな説明をし、菊池さんの行方について「すぐに帰った」「車で送った」などと供述を変遷させた。

 しかし当日の行動について細かく説明を求めるなどした結果、菊池さんとネット掲示板で知り合い、この日初めて会ったことや、殺害して遺体を遺棄したことを供述したとされる。

 捜査1課は広瀬容疑者の携帯電話を解析するなどして事件直前のやりとりを調べ、詳しい動機や犯行の経緯について本格解明に乗り出す。

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