遺棄容疑で逮捕の男「騒がれ、殺した」 葛飾女子大生不明
2019年01月31日 11時52分 毎日新聞
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東京都葛飾区の大学1年の女子学生(19)が行方不明になっている事件で、警視庁捜査1課は31日、茨城県神栖市の無職、広瀬晃一容疑者(35)を死体遺棄容疑で逮捕した。広瀬容疑者の供述に基づいて捜索したところ、31日未明に同市内の畑で女子学生とみられる遺体が見つかった。殺害への関与も認めており、同課は経緯を追及する。
逮捕容疑は昨年11月20日ごろ、神栖市須田の畑に遺体を遺棄したとしている。広瀬容疑者は容疑を認め、「インターネットの掲示板で知り合い、初めて会った。騒がれたので車の中で殺してしまった」と供述しているという。
捜査関係者によると、女子学生は栃木県出身。昨春から葛飾区内で1人暮らしをしていたが、昨年11月20日から行方が分からなくなっていた。
親族からの相談を受けた同課が、女子学生の足取りをたどったところ、電車とタクシーで神栖市へ向かい、広瀬容疑者と会っていたことが判明した。同課が今月24日から任意で事情を聴いていたところ、30日夜になって女子学生の遺体を遺棄したことを認めたという。
遺体が見つかった畑は広瀬容疑者の自宅から約13キロ離れていた。同課は遺体を女子学生とみて確認を急いでいる。【春増翔太、山本佳孝、土江洋範】