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【ドラニュース】

周平、フリー打撃で柵越え連発

2019年2月3日 紙面から

フリー打撃で柵越えを連発し、好調をアピールした高橋

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 まるでピンポン球のように打球が飛んでいった。フリー打撃で切れ味鋭いスイングから、中日の高橋周平内野手(25)が柵越えを連発した。91スイングで24発。4分の1以上をスタンドへ運んだ。しかも、場外弾3発のおまけ付きだ。

 「昨日(1日)より良かったと思う。やろうとしていることができていた」。1日のフリー打撃は95スイングで2発。その後、240スイングの特打を行ったとはいえ、一夜にして急変した。この日は体が前に突っ込む悪癖が出なかった。上半身と下半身が連動。バットに力がうまく伝わり、それが飛距離につながった。波留打撃コーチは「ボールに入っていく感覚が良かったんじゃないかな。頭から突っ込んでいたのが、下(下半身)からボールに入っていけるようになった」と口にした。

 進化した体がパワーの源にもなっている。自主トレで大島塾に入門して3年目。これまではついていくのに必死だったが、今年は違った。「体を変える」と率先して取り組んだ。屈強な筋肉をまとったが、体重は変わらなかった。無駄な部分はそぎ落とされた。塚本トレーニングコーチも「相当厳しくやってきたみたい。体の幅が大きくなった」と証言する。

 主将として臨む今キャンプ。守備練習では胸のCマークが泥で見えなくなるくらいボールを追った。声でチームも鼓舞した。「キャプテン周平」は、明らかに昨年とは違う。 

  (島田明)

 

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