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【ドラニュース】

ロメロ、角度と制球ガルシア以上 初ブルペンに他球団007うなる

2019年2月3日 紙面から

キャンプで初めてブルペン入りし、他球団のスコアラーをうならせたロメロ=北谷球場で(小沢徹撮影)

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 中日の新外国人、エンニー・ロメロ投手(28)が2日、今キャンプで初めてブルペン入りし、58球を投げた。阪神に移籍したガルシア以上の角度や制球力で投げ込む左腕に他球団のスコアラー陣は警戒度を引き上げた。

 190センチから投げ下ろした球は、ほとんどが低めに集まった。直球、カーブ、カットボール、チェンジアップ。全球種を試したロメロは納得の表情で汗をぬぐった。

 「低めに投げるにはバランスが大事。手を上から出すことを重点的に心掛けた。投げたいコースに投げられたし、すごく感触も良かった」

 1月までドミニカ共和国のウインターリーグで投げていた。疲労を抜く必要もあり、まだ6割ほどの力。与田監督も「良かった、悪かったの判断をする投球ではない」と評価を避けた。ただ、だからこそ他球団の007は警戒せざるを得なかった。

 最速164キロの前評判を耳にしているヤクルトの石堂スコアラーは「あの角度でスピードが出たら相当打ちづらい」と強調。阪神の嶋田宗スコアラーも「変化球もコントロールはまずまず。中日はいい投手を取ってくるね」とうなった。

 

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