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【ドラニュース】

根尾、「荒木塾」を見学 高松と1時間10分みっちり

2019年2月3日 紙面から

ノック後、荒木2軍コーチ(手前)の話を聞く根尾(右)=読谷球場で(今泉慶太撮影)

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 根尾よ、見て、学べ!! 右ふくらはぎの肉離れから復帰を目指す中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=が2日、読谷球場で「荒木塾」を見学した。荒木雅博2軍内野守備走塁コーチ(41)の提案で個別練習を1時間10分、じっと見続けた。マシン打撃も再開。1軍昇格へ、また一歩前進した。

 体は動かせなくても頭は動かせる。それが名手と称された新人コーチからのメッセージだ。リハビリメニューを終えた根尾が荒木コーチ、石垣、高松と向かった先は球場隣の室内練習場。報道陣やファンから閉ざされた扉の向こうでは濃密な時間が流れていた。

 とは言っても、根尾は直接指導を受けたわけではない。2つ上の先輩・石垣の個別守備練習を見学。「基本動作を練習している姿を見ていました」。荒木コーチが手で転がす球を捕球して送球動作に入る。一連の動きを、左足裏を痛めている高松とともに約1時間10分もの間、じっと見つめていた。

 提案したのは荒木コーチだ。「リハビリ中なので、こちらも動かすことはできない。でもプロではこんな練習をするんだよ、ってことを頭に入れておいておくだけでもいいかなと思ってね」。急きょ「荒木塾」の見学がメニューに追加された。

 二塁手として6年連続ゴールデングラブ賞を受賞した名手の指導を間近で見学。「早く僕も動かしたいです」と直接指導を心待ちにした。

 キャンプイン後、初の土曜日となったこの日は600人のファンが球場に集まり大盛況。グッズの売れ行きも上々で、読谷限定グッズはすでに3品目が売り切れ。売り場の担当者を驚かせた。

 

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