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【ドラニュース】

博志に野茂がフォークを伝授 与田監督と30年来の親交で実現

2019年2月3日 紙面から

野茂さん(中)にフォークの握りを教えてもらう鈴木博。左は伊東ヘッドコーチ=北谷球場で(黒田淳一撮影)

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 中日の鈴木博志投手(21)が2日、日米通算201勝を誇る野茂英雄さん(50)からフォークボールの投げ方を指導された。与田剛監督(53)と親交がある縁で北谷キャンプを訪れた野茂さんが、伝家の宝刀だったフォークボールについてアドバイス。現役時代に「フォークの神様」と呼ばれた臨時コーチの杉下茂さん(93)からも指導を受け、守護神の座を狙う2年目右腕にとって最高の時間となった。

 これ以上ない、うれしすぎるサプライズだった。ブルペンで投げ込んでいた鈴木博が50球ほど投げたころ、突然、近鉄やドジャースなどで活躍した野茂さんが寄ってきた。

 「すごく体の大きな人が来るなと思ったら野茂さんだった。日本人メジャーのパイオニアであり、メジャーでノーヒットノーランをやった方。ビックリしました」

 ともにドラフト1位で1990年にプロ入りした野茂さんと与田監督は、社会人時代から約30年間にわたって親交がある。「『沖縄に行きます』と連絡をもらったので『お願いします』となった。仕事ということでなく、友人として来てくれた」と与田監督はいきさつを明かした。

 最初、野茂さんは捕手の後方から投手陣の投球練習を見守っていた。やがて、伊東ヘッドと共に投げ込んでいた鈴木博の方へ寄っていった。すぐさま、野茂さんの代名詞だったフォークボールのレクチャーが始まった。

 鈴木博はこれまで握りの浅いスプリットは投げていたが、今はフォークを課題にしている。「まず自分の投げ方に合った握り方を教えてもらいました」。途中からは臨時コーチの杉下さんも寄ってきた。フォークを武器にした2人の伝説の投手を前に、ぜいたく過ぎる練習に取り組んだ。

 「野茂さんには優しい言葉で、『しっかり指に挟みなさい』と言われました」と鈴木博。近くで見ていた杉下さんは「縫い目の使い方や親指の使い方の話をしていた」とレッスンの内容を明かした。杉下さんによれば、野茂さんは指を縫い目にかけてしっかり挟み、親指をボールの下側から支える握りを示したという。鈴木博は何球か投げているうちに感覚をつかみ始めたようで、最後は「親指を横側から支える感じにした」という。

 

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