演歌歌手の氷川きよし(41)が2日、東京・中野サンプラザでコンサートツアーの東京公演を行い、昼夜2回公演で計4400人のファンを沸かせた。
デビュー記念日だったこの日からデビュー20周年に突入。ステージでは、20年の感謝の思いを込め、デビュー曲「箱根八里の半次郎」をはじめ全23曲を熱唱。3月発売の両A面の新曲「最上の船頭/大丈夫」も初披露した。ダンディーなジャケット姿から着流しまで、七変化でも楽しませた。
楽屋ではスタッフから20周年を祝う特製のケーキもプレゼントされた。氷川は「歌手としてやっと成人になれた気がします。20年歌ってこられたのもファンやスタッフの皆さんの応援があってこそ。演歌を原点に、自分を表現できるいろいろな歌に挑戦していきたい」と誓いを新たにした。