【首都スポ】[女子ラグビー]西から北から! 藤は立正大、安東は山梨学院大へ2019年2月2日 紙面から
今春、弘津とともに関西から首都圏に参戦するのが立正大に進学する藤殊華(ふじ・じゅか)=追手門学院高3年=だ。父・高之さんは明大で元木由記雄主将時代の副将。神戸製鋼では弘津の父・英司さんと同じフッカーで後継者となった。 娘は、すでに身長170センチを突破(現在171センチ)していた中2でユースアカデミーに招集された逸材。追手門学院高1年で、太陽生命セブンズシリーズのデビュー戦となった裾野大会で3トライをあげる衝撃デビューを飾った。高2、高3では膝などのケガが続き、大会で活躍する機会は減ったが、その間は徹底したウエートトレーニングで肉体を強化。今春からは関東を舞台に大暴れをみせてくれそうだ。
東北にも二世がいる。秋田から首都圏にやってくる注目選手は、山梨学院大に進学する安東菜桜(なお)=秋田工3年=だ。父・文明さんは88年度の明大主将。昭和天皇崩御で延期され、4日後に仕切り直した大学選手権決勝で、大東大と死闘の末に引き分け両校優勝となったときの名SH。娘は小学生時代から秋田ノーザンプレアデスで、楕円(だえん)のボールを追った。ポジションは父と同じSH。プレースタイルも素早いパスと激しいタックルが持ち味だった父に重なる。山梨学院大では男子とともに練習しながら女子の大会にも参加する予定だ。 ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」。トーチュウ紙面で連日展開中。 PR情報
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