桜井真

元指導教官の江口先生が亡くなられたばかりで、議論をするような気分にもなれないのだが。

淵野先生です。 https://researchmap.jp/read0078210/ 

Zhu代数の復習をしています。どう整理したら良いのでしょうか。

新井先生のような大業績をお持ちの先生に、どう謝罪したら謝罪したことになるのかな。

基礎論か。まるで私が二十年以上前に興味を持っていたことを掘り起こしたかのような話だ。基礎論はそんなにひどい分野とは思わないけれどね。

ブルバキは、ほかの分野はさておき、リー環論はよくかけているという評判でしたよ。

どうすれば新井先生が納得されるかだな。ご立腹のご様子だったが、中傷するつもりはなかったのだが。

「東大京大にやる人がいなくなると、その分野は衰退してしまうんだよね」と、河東先生はかつておっしゃいました。

過去の基礎論や過去のご専門分野が華やかだったか、もうそうでもないか、というのはどうでもいい話です。今の学生がルベーグ積分の可測性やWoodin-Shelahの授業すらまともにうけられずに、ブルバキの道を諦め、正社員の道を探す現状をどうおもうのですか。私の後輩にも基礎論の色が濃い者がいました。

宮岡先生とか、基礎論とか私の理解出来ないことをレポートに書かれると困る、とおっしゃておられたので、基礎論の話は口外しなくなった。

江口先生はゲーデル数についてコンパクトにまとめた私の修士論文で激怒したという。物理学者に理解されない分野なのでしょう。基礎論をかつて愛したユーザからの現状報告です。論理的整合性は科学的記述のための必要条件で、十分条件ではないのです。応用というより、実証科学か否かの違いでしょうか。

数学基礎論・歴史が、かつて華やかな学問だったことは異論を挟むなく同意します。アメリカにはいまでも研究者はいるし、モデル理論の応用もあるという。しかし、残念ながら数学は記号論理ではないし、過剰な基礎付けのため応用から離れたというより、数学が面白くなくなってしまったという批判がある。

Jean-Marc Fontaineが1月29日に亡くなったそうだ。R.I.P.