6月25日の放送内容
- 第192話「菊竹六皷」
福岡県うきは市出身の菊竹六皷は、庄屋を務めたこともある名家に生まれましたが、兄が自由民権運動に参加したことで財産を失ってしまいます。
後に、兄や政治仲間の口添えで新聞社に入社し、世論や強きものに屈せず反骨を貫く新聞人になるのです。
福岡県うきは市出身の菊竹六皷は、庄屋を務めたこともある名家に生まれましたが、兄が自由民権運動に参加したことで財産を失ってしまいます。
後に、兄や政治仲間の口添えで新聞社に入社し、世論や強きものに屈せず反骨を貫く新聞人になるのです。
福岡藩士・母里太兵衛の豪快なエピソードを詠った「黒田節」、これを現在の歌詞にまとめたのが二川相近です。
亀井南冥に漢詩を学び、和歌や書道にも秀でていた相近は、藩主の命で書の師範になりました。
福岡にゆかりが深い松本清張が、最初の短編小説「西郷札」を書いたのは41歳の時。
その後、勤め先の新聞社を辞めて作家として専念。推理小説『点と線』は映画にもなって松本清張ブームを巻き起こしました。
推理小説『点と線』、芥川賞の『或る「小倉日記」伝』で有名な松本清張は明治42年生まれ。
広島から小倉に移り住み、貧しいながらも両親の愛情を一身に受けて育ちました。