エクソシスト THE EXORCIST 米 1973年 121分 監督 ウィリアム・フリードキン 原作 ウィリアム・ピーター・ブラッティ 出演 リンダ・ブレア ジェイソン・ミラー エレン・バースティン マックス・フォン・シドー リー・J・コッブ 文句なく一等賞のオカルト映画だが、DVD収録のメイキングを見ると、フリードキンという監督が如何に鬼畜であるかが判る。エレン・バースティンが娘に引っ叩かれてひっくり返るシーンで、ワイヤーで思いっきり引っ張って背骨を負傷させたりとか、スタジオ内でショットガンを前触れなく発砲して、ぶったまげる俳優の顔を撮影したりとか、素人の神父さんに何十回とNGを出して、 「もう勘弁して下さい」。 と泣きを入れる神父さんをビンタして、 「よ〜いスタート」。 このテイクがOKとなった。迫真の泣きの演技を引き出すための演出だったわけだが、いくら作品のためとはいえ、こんな非道がどうして許されよう。フリードキンは以後、ヒット作に恵まれていない。呪いだとしか思えない。  ↑ばっちいなあ、もう。 |