いつもNGT48へのご声援ありがとうございます。
NGT48劇場支配人の今村悦朗です。

 

本日、NGT48キャプテンの北原里英の卒業公演が行われました。これを持ちまして、北原里英のNGT48、そしてAKB48グループとしての活動は全て終了となります。

 

劇場やロビーにいた、いないに関わらず、北原のアイドルとしての最後の舞台をあたたかく盛り上げていただいた皆様、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

 

今思えば、北原には、グループの立ち上げからキャプテンとして奮闘してもらいました。

 

2015410日には、NGT48キャプテンとして初の新潟入り。私と一緒に、赤と白のデザインに決まったNGT48ロゴのパネルだけを持って新潟のメディア回り、同日から始まった第1期生オーディションへの参加を呼びかけてもらいました。「あの北原さんと一緒に活動できるかもしれない」という淡い期待に背中を押されてオーディションに参加した本間日陽は、今、センターを務めています。

 

その1か月後の510日に行われた第2回ドラフト会議では、他のグループが注目していなかった西潟茉莉奈と荻野由佳を、単独で指名。2人のことは、事前のドラフト候補生の合宿視察で、すでに柏木由紀と見出していたようです。歌やダンスのスキルだけではなく、態度や振る舞い、そしてAKB48グループへの強い想いから判断して獲得を決めた“西荻コンビ”は、ご存知の通り、NGT48の結成当初から今も変わらずグループに大きく貢献してくれています。

 

さらにその2カ月後のオーディションでは…と、書き出すとキリがありません。まだNGT48のカタチがない時から、北原は様々な場面でキャプテンとしての手腕を発揮してくれていたんだなと、今このブログを書きながらあらためて実感しています。

 

劇場オープンが遅れた中でも、地元の自治体や企業の皆様から多大なるご支援・ご協力をいただけたのは、AKB48メンバーとしての輝かしい実績がある北原の存在が大きかったことは間違いありません。ちょっと前まで普通の女の子だった1期生のみでは、難しかったと思います。

 

表に出ていないところでも、北原はキャプテンとしてグループをまとめてくれていました。私やスタッフの気が回らないところでも、柏木と一緒にメンバーのフォローをしてくれていることは色々と伝わってきていました。

 

例えば、北原がメンバーを連れ立って食事や買い物をしている姿は新潟の街でよく見かけられていて、街の人がこっそりと教えてくれました。メンバーの実家やマンションを泊まり歩いていたこともあったようで、「芸能人をウチに泊めていいのでしょうか?」と親御さんから連絡が来たこともあります(「娘さんも芸能人ですよ」と答えましたが)。

 

普段からメンバーと寄り添ってくれていた北原だからこそというシーンは、先日の朱鷺メッセにて開催された卒業コンサートでもありました。自分自身のアイドル人生10年の歴史を振り返る構成にしながらも、メンバーの希望を汲んだセットリストやユニットの人選をさりげなく実現し、メンバーそれぞれに見せ場を作ってくれました。そんなことは、どんな演出家にもできません。世界中で北原にしかできないことです。

 

そんな北原をメンバーもキャプテンとしてだけではなく、何でも話せるお姉さんとして本当に心から慕っていました。メンバーはどこかで「北原さんは、きっといつまでも自分たちのそばにいてくれるんだ」と思い込んでいたのかもしれません。だからなのか、いつもは冷静で聞き分けのいい村雲颯香が卒業発表の日は泣きじゃくって楽屋に閉じ籠ってしまうほどでした。私のことろに「辞めないよう支配人から説得して欲しい」と直談判にきたメンバーもいます。他のメンバーたちも、「何とか卒業を撤回させよう!」と最近まで真剣に話し合って作戦を練っていました。こんなエピソードがあるのは、北原が率いたNGT48だからこそだと思います。

 

そんなNGT48の雰囲気は、厳しいファンの方々からも「NGT48はアットホーム感があっていい」と評価していただけました。それがまた地元の方々に伝わり、新しいお仕事に繋がることもありました。本当に支配人として感謝してもしきれません。

 

北原は、「卒業後も新潟との縁は大切にしていきたい」と言っています。心配しなくても、きっと新潟との縁が切れることはないでしょう。BSNラジオ「NGT48北原里英のMOONLIGHTING」は、「北原里英のMOONLIGHTING」として継続することが発表されました。他の番組やメディアの方からも、「卒業後も出演のオファーをしていいですか?」という問い合わせがスタッフのところには入っているようです。新潟のみなさんは、本当に北原キャプテンが大好きなんです。

 

NGT48を去る北原の今の一番の望みは、「私がいたことをみんなが忘れるくらい、NGT48が大活躍してほしい」ということです。メンバーやスタッフ、ファンの皆様、そして新潟県民のみなさんが、「NGT48初代キャプテン北原里英」のことを忘れることは絶対にありません。しかしながら、それくらいの活躍ができるよう、これまでの北原の献身に恥じぬよう、明日よりまた一からメンバー・スタッフともども頑張って参りますので、引き続き、皆様のご支援・ご協力をよろしくお願い致します。

 

それでは、北原里英、本日を持ちまして、NGT48キャプテンの重責の任を解きます。本当に、お疲れ様でした。頼りない支配人を立ててくれながらも手助けしてくれて、ありがとう。

 

これからは周りのことは気にせず自分のことだけを考えて、女優として、ひとりの女性としての道を進んで行ってください。周りのひとを愛し、そして愛される君ならきっと優しい未来が待っていることでしょう。君が愛してくれた新潟から、みんなで応援しています。

 

 

2018418

NGT48劇場支配人

今村悦朗


いつもNGT48へのご声援ありがとうございます。
NGT48劇場支配人の今村悦朗です。

本日、ファンの皆様、メンバー、スタッフにとって待望の地元・新潟開催のコンサート「NGT48単独コンサート~朱鷺は来た!新潟から全国へ!~」を、朱鷺メッセで開催させていただきました。ご来場いただきました皆様、開催にあたり多大なるご協力・ご支援をいただきました関係者の皆様、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

皆様からの声援を受けながら大きな会場でも臆せず堂々とパフォーマンスする姿に、またひとつメンバーの成長を感じることが出来ました。頼もしい限りです。ステージデビューを果たしたドラフト研究生の5人についても、まだまだこれからですが、新しい仲間として大いに期待しています。

そして、コンサートの最後に、研究生の昇格と、新チームNIIIとチームGの発足を発表させていただきました。ステージにてお伝えしました通り、NGT48の新体制は下記のようになります。

〈新チームNIII

荻野由佳、柏木由紀、加藤美南、佐藤杏樹、清司麗菜、高倉萌香、髙橋真生、太野彩香、西潟茉莉奈、西村菜那子、宮島亜弥、山田野絵
※新キャプテン…加藤美南、副キャプテン…荻野由佳

〈チームG
小熊倫実、角ゆりあ、日下部愛菜、菅原りこ、中井りか、中村歩加、奈良未遥、長谷川玲奈、本間日陽、村雲颯香、山口真帆

※キャプテン・副キャプテン…チームG公演初日に発表

〈研究生〉※新チームNIII所属

安藤千伽奈、佐藤海里、高橋七実、對馬優菜子、藤崎未夢

新体制での活動スタートは、下記のスケジュールで予定しています。

〈新チームNIII〉 

公演初日: 7月上旬

公演内容: 引き続き、「誇りの丘」公演を行います。

〈チームG

公演初日: 7月上旬
公演内容: 初日公演の幕開けと同時に公演内容発表。同日にチームキャプテン・副キャプテンを発表します。

これに伴い、現チームNIIIとしての最終公演と研究生公演の千秋楽は、いずれも6月後半を予定しています。詳細については、順次お知らせして参ります。

さて、ここからは、ステージ上ではお伝えしきれなかったことを綴らせていただきます。

まず、すでに卒業している大滝友梨亜と水澤彩佳も含め研究生の10名に、今日も緊張のあまり角ちゃんの名前を飛ばす大失態を演じてしまったダメな支配人から感謝と労いの言葉をかけさせて下さい。研究生として長い期間を活動させてしまったとこと、本当に申し訳なかったと思っています。ファンの皆様にもご心配をかけてしまい、大変申し訳ありませんでした。

劇場のオープニングメンバーを決める為、1期生を研究生とチームNIIIに分けましたが、ご存知の通り、月日が経つごとにそれぞれのメンバーの間に力量の差は何らなくなっていきました。特に、研究生公演をスタートさせてからは、みんな輝きと自信を増し、48グループの歴史でも類を見ない最強のチームに成長してくれました。「チーム研究生」は、本当にNGT48の大きな武器となり、私の大きな自慢となりました。

外の仕事や取材などに関しても、研究生とNIIIメンバー分け隔てなく任せてきたつもりです。それでも、様々な場面で「研究生」として扱われる機会もあり、本人たちは色々な想いを抱いてきたことでしょう。それでも、諦めることなく自分を磨き、NGT48メンバーとして今日まで一緒に歩み続けてくれたことに心からお礼を言いたいと思います。本当に、ありがとう。そして、昇格、おめでとう。

北原里英が卒業した後の新チームNIIIのキャプテンには、加藤美南を指名しました。これは北原とも相談して決定したことです。加藤は掴みようのない不思議な一面もありますが、故郷・新潟を愛しNGT48としての活動に強い誇りを持って活動してくれています。自分のことだけでなく、グループのことを相談や意見してくることも増え、頼もしく感じています。加藤なら、個性派揃いのメンバーも手を差し伸べて、自然にまとまりや団結が生まれると思います。加藤自身も、キャプテン就任を機に、新たな魅力が花開いてくれるはずです。

新チームNIIIとチームGのメンバー編成に関しては、みなさま色々なご意見があるかと思いますが、これが私とスタッフが話し合い出したひとつの答えです。今回の組閣により、NGT48は新たな局面を迎えます。うまくいかないことも、きっとあります。これまで経験したことのない苦しいことも待っているでしょう。それでも前に進んで行かなくてはいけません。これまで以上に皆様のご支援が必要となりますので、よろしくお願い致します。

そして、明日はいよいよ、初代キャプテンとしてここまでNGT48を牽引してくれた北原里英の卒業コンサートです。卒業公演が来週18日(水)に行われますが、NGT48にとって、AKB48グループにとって、明日は特別な日となります。

真面目な性格ながらも愛嬌のある人柄で、10年の長きにわたり、ファンから愛され、メンバーから慕われ、スタッフから信頼された北原。しかし、キャプテンと支配人として、それぞれの意見がぶつかることも少なくはありませんでした。だからこそ、NGT48について話し合ってきた3年間の中での北原の言葉は、これから支配人を続ける上でも助けとなってくれることでしょう。それは私だけでなく、他のスタッフやメンバーも同じだと思います。

そんなキャプテンを、明日は、NGT48らしく、笑いいっぱいに騒がしく、涙いっぱいにあたたかく、盛大に送り出してあげましょう。

それでは、今後ともNGT48をよろしくお願い致します。

2018413
NGT48劇場支配人

今村悦朗

 

いつもNGT48へのご声援ありがとうございます。
NGT48劇場支配人今村悦朗です。

宮島亜弥の現在の状況と今後の活動についてご報告させていただきます。

宮島は先週より体調不良で公演や握手会をお休みさせていただいております。体調不良をきっかけにして、自分の将来の事やNGT48メンバーとしての活動について考えていくうちに、心身ともに優れない状態が続いています。周囲への申し訳なさなのか自分を責めたり、NGT48の活動に対して消極的に考えるようになっています。

時間をかけて本人とも直接話し合い、ご家族の方とも相談の場を設けました。そして、現在の宮島の状態を考えると、無理をさせたり結論を急ぐことが一番よくないと判断いたしました。

ついては、宮島亜弥とご両親とも相談したうえで、当面の間NGT48としての活動はせず、休養を取らせていただきます。現在立候補受付を行っているAKB48 53rdシングル世界選抜総選挙についても、万全の状態では臨めませんので、辞退することになりました。

皆様にはご心配・ご迷惑をお掛けし大変申し訳ありませんが、宮島はNGT48にとって大切なメンバーのひとりですので、宮島のことを第一に考えての判断です。ご理解いただければと思います。

本人およびご家族のご了承をいただき、本日ご報告させていただきました。

よろしくお願いいたします。


2018年3月27日
NGT48劇場支配人
今村悦朗

↑このページのトップへ