東方艦隊夢想   作:佐武 駿人
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ネタが思い付いたものから順次投稿。
昨日ふざけて戦艦だけで出撃させたら資材が底をつきかけた。
まあ、苦戦せずに戦艦棲姫倒したから良しとしよう。


第二話:幻想入り二日目・現状報告

 駿達が幻想入りしてから初めての朝、駆逐艦はまだ寝静まっているような時間帯に神社裏で二つの人影が走り回っていた。

 一つはこの作品の主人公・藍原 駿。

 もう一つは艦娘としては珍しく近接武器を所持している眼帯の少女、天龍型軽巡洋艦、天龍だ。

 ここで何をしているか。無論、遊んでいるわけではない。

 

「フフ、この俺様の連撃を避けられるかな?オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

 

 趣味の剣術稽古だ。

 艦娘とあって常人にはない強靭な筋力を使い、怒濤の連続攻撃を仕掛けるが、少し、隙ができてしまった。

 

「確かに…この連続攻撃は上手い…が、隙あり!胴ォ!」

 

 その瞬間、駿の胴打ちが決まる。

 

「おいおい、天龍。腕がなまったんじゃないか?」

 

「バカ言うな。お前が強すぎなんだよ!」

 

 ちなみに二人とも、何回もの剣道や薙刀の全国大会出場経験と優勝経験を持っている。

 空母組は弓道等で全国大会出場経験者だ。

 空母組は今から十数年前の話だが…。

 

 そして朝の稽古が終わると、天龍は食堂へ駿は間宮さんや、鳳翔・大和と一緒に厨房へと向かう。

 余談だが、この神社は創建者が提督というのもあり、元鎮守府の中にある。

 駿の祖父は提督という仕事柄、かなりの権力と資金を持っており、海軍から格安で鎮守府の敷地と建物を譲り受け、その敷地に神社を建てた。

 よって今も度々改装したが、鎮守府の面影を色濃く残している。

 だから、こうして大規模な食堂で大人数で食事を取れるというわけである。

 

「ふぁ~、おはよ~…」

 

「おはよう♪」

 

「ん?今日の朝食はもしやサンドイッチでは!?」

 

「そうだよ~」

 

「ハーイ、皆さん美味しい紅茶が入りましたヨ~♪」

 

「霧島さん、起きて下さい!」

 

 そして、世界が変わったとはいえ、ほとんどいつも通り皆で朝食を食べる。

 一つだけ違うのは、そこへ新入りの顔が三、四人いることだ。

 

「よし、皆揃ったな?朝食を食べる前に皆に報告がある。……だから赤城、先に食べると向こう一週間大盛り無しのおかわり禁止におやつ厳禁だぞ?」

 

「い、いえ!そそそそそそ、そんなことしませんよ!?」

 

「・・・ま、いいか。

じゃあ、入ってきて下さい。」

 

 駿の呼び掛けとともに食堂の扉が開き白を基調とした生地に錨マークをあしらった服を着たのが三人、山伏のような格好をしたのが一人入ってきた。

 

「では、自己紹介をお願いします。」

 

「あ、あの!し、信じてもらえないとお、おお思いますけど…せ、西暦2220年の未来から来ましたぁ!ぶ、ブルーノア級戦闘空母、二番艦し、シナノです!」

 

「ヤマト型宇宙戦艦一番艦、宇宙戦艦ヤマトです。よろしくお願いします。」

 

「そのヤマトの技師長、真田 志郎です。よろしく。」

 

「この世界の伝統のブン屋、射命丸 文です。今日は皆さんを取材させていただきたく参りました。」

 

「ありがとうございます。では、気を取り直して…いただきます!」

 

『『『いただきます!!!』』』

 

 こうして新たな一日が始まった。




やっとクロスするものがそろいました。
メッセージやリアル友からの質問。

Q:ところで、シナノとヤマトの性別は?

A:ヤマト、男(但し、身長は大和よりも若干高い)

ブルーノア級シナノ、少女(見た目20歳は越えていない)。背は長門と同じくらいか少し上。


Q:性格は?

A:シナノ、初対面の人がいっぱいいると緊張のあまり言葉が震える。

ヤマト、面倒見がいい。人見知りしない。料理好きで腕は時たま間宮さんを越える。



駿「俺、ブルーノアを連れてきて、っていったじゃん。」

作者「沈んだ訳じゃないし、無理。」

駿「それ言うんだったら、ヤマトや真田さんは?」

作者「さらばや、復活篇のDC版で行方不明や戦死してる。ヤマトは完結篇とさらばで自爆。」


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