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【グラニュース】

風間監督できた 攻める意識改革 「スピード上がってもボール失わない」

2019年2月1日 紙面から

キャンプ最終日も果敢にミニゲームでボールを追うジョー(左)

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 【チェンマイ(タイ)川本光憲】名古屋グランパスは31日、当地での1次キャンプを打ち上げた。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を得る3位以内を目標に掲げている風間八宏監督(57)は、選手間の競争と共闘に手応えを得ている様子。チームは午前練習を終え、バンコク経由で帰国の途に就いた。

 選手の脳内はどれほど変わったのか。キャンプを「体と頭の準備期間」と位置付ける指揮官が、1次キャンプの成果を語った。

 「それぞれの課題に積極的にトライした。それは後ろ、横ではなくて前にどうプレーするかということ。スピードは上がっても、ボールを失わない。そしてゴール前まで攻める。そういうものがたくさん出てきた」

 千葉、米本、マテウスら移籍組を迎え、前の動きを大切にする日々だった。では、既存メンバーと新加入メンバーの融合は順調か。風間監督は自信をのぞかせる。

 「1人ずつが理解すれば、それがそのままチームにつながるというのが俺たちのやり方。理解力のある選手はすごくスムーズに入って、中心的な役割をしだしている。チームが進めば、みんな一緒に変化しなきゃいけない。その変化にまだついていけない選手もいるけれど、とはいってもすごく全員が伸びている。すごくスムーズにここまで来ていると思います」

 ポジション争いには「自分を求める、それから、自分たちが強いチームになるんだというのを求めてくれている。競争もあって、共闘もあった」とした。

 

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