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【ドラニュース】

与田監督、Vへのプレゼン パワポ使って20分間熱弁

2019年2月1日 紙面から

全体ミーティングに臨む与田監督=沖縄県恩納村の選手宿舎で(板津亮兵撮影)

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中日は31日、首脳陣と1、2軍の選手、スタッフらが沖縄県恩納村の1軍チーム宿舎に集結して全体ミーティングを開いた。今季から新たに就任した与田剛監督(53)はナインに向け(1)チーム内外の競争に勝とう(2)力をつけよう(3)優勝に向かって戦っていく-とのメッセージを発した。プロ野球12球団は国内外で1日にキャンプインを迎える。

 1、2軍の選手、コーチ、そしてチームスタッフも勢ぞろいして行われたキャンプイン前日の全体ミーティング。いよいよ本格的にスタートするという緊張感が漂っていたことが、与田監督はまずうれしかった。「スタッフ、選手が全員そろった中で、非常に喜びと緊張感を感じる、そんな時間でした。いいミーティングだったと思います」。午後5時から約1時間15分行われたミーティングの感想を、こう語った。

 この中で、与田監督はパワーポイントを使いながら、約20分にわたって熱弁を振るったという。「勝つためにいろいろな意識をして、やらなければならないことがおのずと分かってくるはず。しっかり考えながらやっていこうと話しました」。具体的には競争に勝つ、力をつける、そして優勝する-。これら3つをナインに強く訴えた。

 まず競争について。与田監督は「シンプルにチーム内でレギュラーを取らないといけない。1軍に残らないといけない。そこに集中してほしいと話しました。そして相手もしっかり準備してくる。チーム内外のことを意識して、しっかり準備して戦っていくということです」と話した。

 そして競争に勝つためにしなければならないことは、力をつけることだ。「もう、力をつけるしかない。結果を残すためには力をつけるしかない。そこだけに集中してほしい」。これもシンプルながら、非常に重みがあり、大事なことである。

 「そのためにも実戦を早めにした」。与田監督はこうも話した。具体的には3、4日に予定している紅白戦を、有効なものにしてほしいということだ。「自主トレというものは、どうしても他のメンバーのことがほとんど分からない。自分が仕上げてきたつもりでも、同じライバルが(さらに)仕上げてくることもある。これじゃ足りないとか、自主トレでやってきたことが結果として出始めているとか、善しあしの状況を一日でも早く確認するための実戦練習。そこで何が足りないか感じ取ってほしい」と訴えた。

 

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