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滋賀外国籍の子も餅つき 湖南・水戸小
湖南市の水戸小学校で十一日、外国にルーツを持つ児童も含めた六年生六十八人が、餅つきを楽しんだ。 日本文化の良さを知ってもらおうと企画し、学校支援ボランティア十人も協力。二つのクラスごとに、木の臼ときねで餅をついた。 周囲に工業団地のある同校は、外国にルーツのある児童が約23%を占める。六年生にも十一人いて、そのほとんどが餅つきを体験するのは初めて。 重いきねを振り上げることができない児童もいたが、ボランティアらの「よいしょ!」という掛け声に乗せられ、徐々に力が入っていった。つき終わると、きな粉や砂糖じょうゆにまぶしてほお張った。 四年生の時に来日したペルー出身の松田セバスティアン君は「ペルーに餅はない。一個にしようと思っていたけど、おいしかったので三個も食べた」と笑顔。静岡県で長くブラジル人学校に通っていたというダ・シルバ・マテウス君も「きねを振り下ろすのが楽しく、餅も軟らかくておいしい」と話していた。 (築山栄太郎) PR情報
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