こんにちは、AB夫(えびお)です。
今回ご紹介するのは、アニメ『私に天使が舞い降りた!』第1話です。
出典:©椋木ななつ・一迅社/わたてん製作委員会
アニメ『私に天使が舞い降りた!』は、大学生の星野みやこが、妹で小学5年生のひなたの友だち、白咲花に恋するお話です。
恋といっても、これは恋愛感情ではなく、なんと言うんでしょうか、「可愛いものを愛でる」といったニュアンスが近いのかもしれません。
例えば、ペットの犬や猫を溺愛するような感じですかね。
みやこの花ちゃんに対する愛情は、自分でもよくわからないほど燃え上がりエスカレートしていくのです。
あーーーー、これ、
女子と女子だからセーフなんですね。
男子と女子ならスリーアウトチェンジでしたね。
さあ、アニメ『私に天使が舞い降りた!』第1話の始まりです。
アニメ『私に天使が舞い降りた!』第1話|あらすじ・感想
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春も終わりの気配を出し始めた、5月も末のこと。
私に天使が舞い降りた──
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ジャージ姿の星野みやこは、妹の星野ひなたが連れてきた白咲花に一目惚れした。
「何この子……すっごい可愛い!」
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「みゃー姉人見知りだから」
花ちゃんをまともに見れないでいるみやこを見て、ひなたは言う。
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「はじめまして、白咲花です」
花ちゃんに自己紹介されたみやこは、しどろもどろになってしまった。
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ひなたの部屋に二人が行った後、みやこは考える。
花ちゃんを見ると……こうなる ──
「なんなのこれ!!」
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みやこは花ちゃんと友だちになりたいと考えるが、顔を合わせると緊張する……
「そうだ、顔をあわせなきゃいいんだ。つまり……」
これだ!────
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コンコン! ひなたのドアがノックされる。
そこに現れたのはサングラスにマスクをしたみやこ。
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ゴッ!
ひなたのボディーブローがみやこに炸裂する。
「みゃー姉! たすけて!」
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みやこはサングラスとマスクを取り、意を決して花ちゃんに「友だちになって」と言う。
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「いやです」と即答した花ちゃん。
友だちになる理由がない、と言う花ちゃんにひなたは「理由ならある。みゃー姉は友だちがいなんだ!」と追い打ちをかける。
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「そうなんですか……?」
哀れみを込めた笑顔でみやこを見つめる花ちゃんは、しぶしぶ友だちになることを承諾する。
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「元気出してください」
花ちゃんがみやこの手を取ると、「花ちゃんの手、すべすべできもちいいね」と言って、みやこは花の手を“さすさす”してしまう。
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花ちゃんに気持ち悪がられたみやこは、花ちゃんを採寸しようとするが花の警戒は解けない。
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「花の機嫌取るのなんて簡単だぞ」
ひなたが採った方法は“食べ物を与える”ことだった。
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「こうなった花は食べ終わるまで、ほとんど動かない」
ひなたの言葉に、みやこは調子に乗って花に触れようとするが……
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パシィ!
なぜか花に手を弾かれてしまった……
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「花ちゃん……」
あの日以来、みやこは花ちゃんのことばかり考えていた。
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みやこはひなたに花ちゃんが家に遊びに来ないか尋ねると……
「お姉さんがいないなら行くけど」
花ちゃんがそう言っていたと、ひなたは言う。
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ショックを受けるみやこだったが、何とか作戦をたてる。
「ひなた、花ちゃんにこう伝えて──」
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学校。
ひなたは花ちゃんに、みやこからの伝言を伝える。
「みゃー姉がおいしいお菓子あげるから、今度の休みうちにおいでって」
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変質者の誘い方だ ────
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週末。なんだかんだで、ひなたのうちに遊びにきた花ちゃん。
みやこは緊張しつつも、花ちゃんの服に違和感を覚える。
──── ダサッ!!
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「あの誘い方で本当にうちに来るなんて……」
みやこは花ちゃんに、お菓子をもらってもついて行ったらダメだよと注意するが、逆に「お姉さんが、それ言いますか」と窘められてしまう。
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「それで、お菓子ってなんですか?」と、聞かれたみやこは答える。
「プリンだけど」
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「プリン!!」
本当に大丈夫かなぁ……
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花ちゃんがプリンを食べていると、出かけていたひなたが帰ってくる。
「花、もう来てるのか! ってか花の服、ダサッ!!」
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ダサいと言われショックを受ける花ちゃんを見て、ひなたが提案をする。
「そうだ、みゃー姉の作った服もらったら」
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そう言ってみやこが持ってきた服はコスプレ衣装だった。
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「パシャ!」という音がした方向を見ると、床に這いつくばって写真を撮るみやこがいる。
「何してるの?」
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「やめて」と言う花ちゃんに「あと一回だけ撮らせて!」と食い下がるみやこ。
花がそれに了承すると、みやこ連写が始まった。
パシャシャシャシャシャシャ────
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撮影が終わり着替えようとする花ちゃんに、「次はこっち」と新しい服を持ってくるみやこ。
「着ない」
花ちゃんは、あっさり断った。
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「もし着てくれたら、プリンもう一個あげるよ?」
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「そ、そこまでいうなら……着てあげても、いいですけど?」
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パシャ! パシャ! パシャ!
「いいよ花ちゃん、かわいい!」
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そう言って撮影するみやこの顔を真赤だった。
「花ちゃんが私の作った服を着てると思うと、興奮する!」
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ひなたも着替えて二人一緒の撮影会が始まった。
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「いいよ花ちゃん、かわいい!」
「いいよいいよ、目線は合わせる感じで!」
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── 何してるんだろ、私……
花ちゃんは自分に問いかける。
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やっとの事で手に入れたお菓子を食べる花ちゃんは、恍惚の表情を浮かべる。
「 ここで出てるくお菓子は高いんだろうな……」
そう思って花が聞いてみると……
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「いつも、みゃー姉が作ってるぞ」
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「は?」
ひなたの答えに花は驚く。
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このお菓子を食べるには、みやこの趣味に付き合わないといけないことに悩む花ちゃん。
しかし、もし、みやこが自分に飽きたらと考え……
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「お菓子は置いてって! お姉さんはいらないので!」
花ちゃんはみやこに抱きついてお願いする。
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そこにひなたも加わり、苦しそうなみやこ。
なんとか息を取り戻したが、二人に心配されてしまう。
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息ができなくて苦しかったけど、花ちゃんに抱きしめられて ──
「よかった」
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みやこは花ちゃんに、お菓子のことは心配しなくてもいいよと告げる。
「10年先、20年先も、私は花ちゃんを着せ替えて楽しんでると思う!」
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みやことひなたの母が帰ってきた。
「ひなた、花ちゃんとお風呂はいっちゃいな」
母に言われてひなたと花ちゃんはお風呂に向かう。
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「あ、おふっ、わ、わたしも……」
顔を赤くするみやこは、母に呼ばれてしまった。
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「花って大きくなったら絶対太るよな」
ひなたの言葉にショックを受ける花。
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「食べた分、運動するから大丈夫……のハズ」
と花ちゃんは言い訳するが、「食べる分、運動してたらムキムキになる」とひなたに言われてしまう。
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二人がお風呂から上がると、みやこがスマキにされて吊るされていた。
「だれにやられた! 敵か!?」
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「お母さんにめっちゃ怒られた……」
どうやら、ご飯前にお菓子を食べさせたことがイケなかったらしい。
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「みゃー姉、一緒に寝よ!」
ひなたが花を連れてやってきた。
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ひなたと花に挟まれたみやこは、落ち着かない。
「何、この状況……」
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すると花が話しかけてきた。
「怒られたのって私のせいですよね……」
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「違うよ! 気にしないで」
みやこは、しどろもどろになりながら答える。
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「お姉さんは着ないんですか?」
花ちゃんは疑問に思っていたことを聞いてみる。
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「着ても似合わないから……」とみやこが言うと、「お姉さん、見た目がきれいだから似合うと思うけど」と花に言われる。
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「それより、今日のお菓子はどうだった?」
その問いに花ちゃんは「美味しかったです」と答える。
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みやこはまた“もにょ”っとなってしまう。
── 困るけど、でも、嫌いじゃない。
「受け入れてみると、なんかいいか……」
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ゴンッ!
みやこの頭に、ひなたの蹴りが入った。
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翌朝。
「……お姉さん、よくひなたと寝てるんですよね」
「うん……」
「大変ですね……」
「うん……」
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別の日。みやこはこっそりコスプレを楽しんでいた。
「白く輝く奇跡の花、ホワイトリリィ!」
ポーズを決めたみやこは、窓の向こうにこちらを覗く少女を見つける。
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窓閉め忘れてる ──
「白く輝く花、ホワイトリリィ!」
完全に見られていた。
アニメ『私に天使が舞い降りた!』について詳しく知るにはこちら!
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