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【ドラニュース】

早寝早起き&食育で健やか与田竜 春キャンプで16年ぶり門限復活

2019年1月31日 紙面から

視察に来た読谷球場で笑顔を見せる与田監督(小沢徹撮影)

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 2月1日から始まる中日のキャンプで、与田剛監督(53)によるさまざまな改革が施される。一つは門限。午後11時(休前日はなし)に設定される。キャンプ中の夕食も、午後6時半をめどに食べるようにする。門限も早めの夕食も、アスリートとしての体調管理を考えてのもの。併せて、チームとして戦っていくための意識づくりが狙いだ。

 すべては、チーム一丸となって「優勝」という目標に突き進むための施策だ。キャンプに向け、与田監督がさまざまな決めごとを打ち出した。門限は、午後11時に設定される。

 チーム関係者によれば「山田監督だった2003年はあったが、落合監督になった04年からはなかった」という門限。実に16年ぶりに復活となる。その狙いを、与田監督はこう話した。

 「現役の選手は特別な宝物。そういう選手たちのために、いろいろな決めごとがあるんだよと伝えたい。何もかもが禁止というわけではない。がんじがらめにしたいわけでもない。ルールづくりは、自分の中では意識づくり。現役の人たちは、他の人と違うんだよという意識を持ってもらいたい」

 体調管理は現役アスリートの大事な仕事。さらには、チーム全員が同じ方向を向き、一丸となって戦っていきたい。そんな思いから、門限というルールをつくった。意識づくりが主目的で、万が一破っても罰金などはない。もっとも与田監督は、そんな心配をしていない。「みんなを信じているからね」。門限を設けることは「シーズン中も考える」とも話した。

 キャンプ中は“食育”も施される。夕食は、午後6時半をめどにとるように指令を出した。狙いはもちろん、体調管理のため。「体調のために、いい時間に食事をしましょうということ。夕食の時間が遅いと消化も遅くなる。夕食をしっかり食べてほしい。早めに食べて、早く寝た方がいい」と与田監督。早めに夕食をとり、しっかり消化させてから早めに寝るのは、健康上いいことと言われている。これをやりやすくするために、キャンプの全体練習開始時間は、昨年までより30分早い午前9時半に設定される。

 

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