千葉県野田市の小学4年栗原心愛さんが自宅浴室で死亡した事件で、千葉県警が傷害容疑で逮捕した父が沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)東京事務所の嘱託職員だったことが29日までに分かった。

 OCVBによると、容疑者は2018年4月から同事務所で観光関連のイベント運営業務などに携わっていた。仕事ぶりは真面目で、職員ともコミュニケーションも積極的に取っていたという。

 同日、OCVBの定例記者会見で平良朝敬会長から報告があり、「2度とこのような悲しい事件が起こらないよう役職員一丸となって内部管理体制および社員教育の強化に取り組む」と謝罪した。