今回はブレンデッドスコッチ、オールド・セント・アンドリューズ クラブハウスを飲みます。

オールド・セント・アンドリューズは、そんなセント・アンドリューズの名をブランドとして与えられたメーカーで、現在はウイスキー、ジン、ウオッカを販売しています。
オールド・セント・アンドリューズのウイスキーは5種類あり、ブレンデッドのクラブハウスをはじめ、ブレンデッドモルトのトワイライト、フェアサイド、ナイトキャップの4種類は、ゴルフボールを模したディンプル付きの丸いボトルになっています。
グラスに注ぐと、液色は中庸な琥珀色、香りは林檎と葡萄が半々に訪れます。
口に含むと、アルコールからの刺激は少なく、程なくしてリンゴの香りが広がります。その後はブドウ、カカオ、ピートが追いかけてきます。
味わいは、ほんのり酸味が先に来てから、甘さが口に広がります。まろやかでストレートでも飲みやすい印象です。
ロックだと、ライムの爽やかさが揮発し、ピートの煙たさも引き出されてきます。その後は葡萄や林檎のフルーティさがついてきます。
味わいは飲み始めに軽いほろ苦さがありますが、その後は甘みと酸味が絡み合うように感じられます。
ハイボールでは、葡萄の香りが先にやってきて、ピートのほんのりと薫ります。
味わいは、酸味が目立つようになり、さっぱりした印象となります。
年数表記は書いていないものの、火かき的熟成された原酒を使っていると思われ、ストレートでもアルコールのとげとげしさから来る若さはあまりありませんでした。
著名な評論家としても知られるジム・マーレイがまとめた2019年版のウイスキーバイブルでも100点中89点という高い評価を得ているのもうなずけます。
700mL、アルコール度数40度、価格は5000円ほど。
ウイスキーとしての品質も申し分なく、ゴルフコンペの優勝賞品として贈呈するのにふさわしいでしょう。
ゴルフボール型の珍しいボトル
セント・アンドリューズは、スコットランドのローランド地方、ファイフ地区の東海岸にある街で、ゴルフ発祥の地にして聖地と言われる場所です。現在も、ゴルフの世界基準を決めるR&Aゴルフクラブがセント・アンドリューズの敷地内にあり、全英オープンも5年ごとに開催されています。オールド・セント・アンドリューズは、そんなセント・アンドリューズの名をブランドとして与えられたメーカーで、現在はウイスキー、ジン、ウオッカを販売しています。
オールド・セント・アンドリューズのウイスキーは5種類あり、ブレンデッドのクラブハウスをはじめ、ブレンデッドモルトのトワイライト、フェアサイド、ナイトキャップの4種類は、ゴルフボールを模したディンプル付きの丸いボトルになっています。
ゴルフコンペの優勝賞品にふさわしい、香りと味わい
では、ストレートから飲んでみます。グラスに注ぐと、液色は中庸な琥珀色、香りは林檎と葡萄が半々に訪れます。
口に含むと、アルコールからの刺激は少なく、程なくしてリンゴの香りが広がります。その後はブドウ、カカオ、ピートが追いかけてきます。
味わいは、ほんのり酸味が先に来てから、甘さが口に広がります。まろやかでストレートでも飲みやすい印象です。
ロックだと、ライムの爽やかさが揮発し、ピートの煙たさも引き出されてきます。その後は葡萄や林檎のフルーティさがついてきます。
味わいは飲み始めに軽いほろ苦さがありますが、その後は甘みと酸味が絡み合うように感じられます。
ハイボールでは、葡萄の香りが先にやってきて、ピートのほんのりと薫ります。
味わいは、酸味が目立つようになり、さっぱりした印象となります。
年数表記は書いていないものの、火かき的熟成された原酒を使っていると思われ、ストレートでもアルコールのとげとげしさから来る若さはあまりありませんでした。
著名な評論家としても知られるジム・マーレイがまとめた2019年版のウイスキーバイブルでも100点中89点という高い評価を得ているのもうなずけます。
700mL、アルコール度数40度、価格は5000円ほど。
ウイスキーとしての品質も申し分なく、ゴルフコンペの優勝賞品として贈呈するのにふさわしいでしょう。
<個人的評価>
- 香り A: リンゴ、ブドウがメイン。後からピート、カカオが追いかける。加水でライムが目立つ。
- 味わい A: アルコールからの辛みが少なくてストレートでも飲みやすい。酸味が先立ち、甘みが追いかける。
- 総評 A: ゴルフボールの見た目だけに終わらず、ウイスキーとしても十分楽しめる。優勝賞品にふさわしい。
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