| ひろしま映像展'94 | グランプリ 企画脚本賞 撮影賞 演技賞 |
| 第一回と言うことで、不安もあった94年でしたが、応募作品も100作品を越え、本選当日も会場前から行列ができ、立ち見がでるほどの成功に終わりました。 作品的には伊丹映像研究会をはじめ、関西らしいおもしろさを追求した作品の健闘が目立っていました。 | |
| ひろしま映像展'95 | グランプリ 企画脚本賞 日々好日 宮沢英夫(東京) 撮影賞 演技賞 |
| 94年とは打って変わって、ハードボイルドやアクションなど、シリアスな作品の応募が多かった年でした。 グランプリ受賞の野火明監督は96年に「シークレットワルツ」でプロデビューを果たしました。 東京勢の活躍が目立ちますが、本当は野火、旗手、木村の三氏は広島の出身なのだそうです。地元で活動している人もがんばってほしいものです。 | |
| ひろしま映像展'96 | グランプリ 企画脚本賞 撮影賞 演技賞 |
| やはりインディーズ映画も時代をうつすということでしょう。「癒し」ブームに前後したこの年、千葉大学の「剣豪」のような力のこもった作品もあったものの、全体としては、ハートウォーミングなどこか心優しい作品が集まりました。 まさにそんな作風の代表ともいえる(監督によれば「こてこてファンタジー」というのだそうです)3年連続で出品の安田監督がついにグランプリを受賞しました。安田監督は99年には関西テレビ製作で長編16ミリ映画「オーライ」を監督しました。 | |
| ひろしま映像展'97 | グランプリ 企画脚本賞 撮影賞 演技賞 |
| 第一回でグランプリを受賞した河田監督がV2を達成しました。作品のエンターテイメントとしての完成度が高く評価されました。河田監督は2002年にテレビ東京系でドラマ演出デビューを果たしています。正統派エンターテイメント監督として今後も活躍を期待したいところです。 実力のある過去の受賞監督が新作で再び活躍した年でもありましたが、坂本監督のように「学生時代以来久しぶりに撮ってみた」という作品も光ってました。作品のジャンルも幅広く、レベルも非常に高い年だったといえます。 | |