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【芸能・社会】

岡田准一VS松山ケンイチ、教授争い対立 テレビ朝日「白い巨塔」

2019年1月29日 紙面から

(左から)里見准教授役の松山ケンイチ、財前五郎役の岡田准一、東教授役の寺尾聰

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 アイドルグループ「V6」の岡田准一(38)が主演するテレビ朝日開局60周年記念の5夜連続ドラマスペシャル「白い巨塔」(今年放送)で、岡田が演じる主人公の外科医・財前五郎の同期でありライバルの内科准教授・里見脩二役を松山ケンイチ(33)、財前の師である東貞蔵役を寺尾聰(71)が演じることが分かった。28日、同局が発表した。

 山崎豊子さんの名作が原作。里見は患者思いで正義感が強く、学内の権力争いに辟易(へきえき)している。教授の座を射止めるために野心をむき出しにする財前とは正反対の考えの持ち主で、ことごとく対立する。

 岡田は「現場でもあえて距離感を詰めないようにしているんですが、そうした中で松山さんは常に里見としてしっかりと現場に立たれていて、安心感があります。こちらがガンガン攻めても、揺るぎなく真っすぐな目線で芝居をされる。胸に刺さるお芝居をされる方です」と絶賛。松山も「『岡田さんがこう来るなら、僕もこうしよう』というふうに組み立てられていったので、より対比がある2人になっているのではないかと思います」と自信をのぞかせた。

 財前の師・東教授は、自らの定年退官に伴う後継者として財前を推そうとするが、その傲慢(ごうまん)な態度と野心を不安視して別の候補を立て、財前と対峙(たいじ)する。

 「岡田くんとは大河ドラマ『軍師官兵衛』という作品で向かい合ったことがあるので、真っすぐな俳優さんだと分かっていました」と寺尾。岡田も「寺尾さんとは芝居を通して、たくさん会話させていただきました」と撮影を振り返った。

 

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