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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]JRA賞授賞式 アーモンドアイはドバイ・ターフに決定!

2019年1月29日 紙面から

記念撮影するルメール(前列右から2人目)らアーモンドアイの関係者=東京都内のホテルで

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 2018年度JRA賞授賞式が28日、東京都内のホテルで行われ、競走馬部門で年度代表馬と最優秀3歳牝馬に選出されたアーモンドアイの関係者らが表彰され、今年初戦は3月30日のドバイ・ターフに決定した。騎手部門では最多勝利、最高勝率、最多獲得賞金を独占、史上3人目の騎手大賞を受賞したルメール騎手、調教師部門では最多勝利の藤原英昭調教師ら、さらに前人未到のJRA通算4000勝を達成し、特別賞を受賞した武豊騎手も栄誉をたたえられた。

 昨年の三冠牝馬でジャパンCを2分20秒6のワールドレコードで圧勝したアーモンドアイ。次走はドバイシーマクラシックにも登録があったが、ドバイターフに決定した。

 (有)シルクレーシングの米本昌史代表は「ジャパンCであのような結果を出してくれたので春はドバイターフへチャレンジしようということで国枝先生と話をしました」と今後の展望を語り、国枝師も「外国へ行っても素晴らしいパフォーマンスをしてくれると思う」と期待を寄せた。

 パートナーのルメールは常々アーモンドアイを“スペシャルホース”と表現してきた。改めて同馬の存在について「特別な馬です」とした上で「頭がいいですし、力がある。ナオミ・オオサカ選手に似ています」と昨年の全米オープン、今年の全豪オープンを制し、女子テニス世界ランキング1位に上り詰めた大坂なおみを例に出してたたえた。

 まずはドバイで力試し。主戦をして「どこまで強いか分からない」と言わしめた天才少女が、世界の強豪たちを痛快にねじ伏せるシーンが楽しみだ。

◆ブラスト 春は国内だが…

 最優秀3歳牡馬ブラストワンピースは既に大阪杯(GI・3月31日・阪神・芝2000メートル)で始動することを発表しているが、米本代表は「状態次第になりますが、そこで結果を残せば宝塚記念(GI・6月23日・阪神・芝2200メートル)も視野に入ってくる。さらなる高みに行きたいですね」と展望を明かした。その上で「ハービンジャー産駒なので、個人的には凱旋門賞に行きたい気持ちはあります」と目を光らせていた。

 

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