日本ハム・輝星、「嵐」ショック隠せず

　日本ハムのドラフト１位・吉田輝星（１８）＝金足農＝と同５位・柿木蓮（１８）＝大阪桐蔭高＝の両投手が２８日、国民的アイドル「嵐」の活動休止に衝撃を受けた。吉田輝が「ご飯を食べてたらニュースが流れてきて『えっ』って」と言えば、柿木も「このままなくならないでほしい。できることならずっと良い歌を出してほしい」とショックを隠さない。

　昨夏の甲子園。テレビ朝日系列（朝日放送）の応援曲としてつくられたのが嵐の「夏疾風」だ。激闘を繰り広げた２人にとっても思い入れの強い曲。吉田輝は「熱闘甲子園も見ていたのでたくさん聴く機会があった。聴くとあのときを思い出す」。柿木も「宿舎のテレビで流れていてみんなで歌詞を覚えながら歌った。何回も聴きたい」と力を込めた。

　この２人がプロで活躍すればするほど、甲子園での名場面が「夏疾風」とともに登場するのは想像に難くない。柿木は「頑張るひとつになります」と決意を新たにし、吉田輝も登場曲に「考えます」と笑顔をみせた。キャンプはともに２軍スタートだが、そこから球界に「嵐」を巻き起こす。　（土屋善文）