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【ドラニュース】

小笠原、早ければ3月実戦復帰 回復順調、30日にも本格投球再開

2019年1月29日 紙面から

明るい表情でキャッチボールする小笠原=読谷球場で(黒田淳一撮影)

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 昨年9月に左肘遊離軟骨の除去手術を受けた中日・小笠原慎之介投手(21)の実戦復帰が早ければ3月上旬になりそうだ。読谷での合同自主トレに参加した28日、ブルペンの傾斜を使ってキャッチボールすると、30日にも本格投球を再開する考えを明かした。

 「暖かいのでしっかり投げられますね。キャンプインしてから(捕手を)座ってもらうつもりでしたけど、状態がよければ、あさって(30日)に投げられるといいですね」。

 今回の手術は新人だった16年オフと同じ。細心の注意を払いながらのリハビリで「焦らないことは常に頭の中にあります」と言う。こまめにトレーナーと相談を重ね、一歩ずつ段階を踏んできたが、ようやく実戦復帰のメドも立ってきた。

 北野コンディショニング担当は「今後のリハビリも予定通りに進んだ上で」と前置きしつつ実戦登板の時期について言及。「2月末ごろから打撃投手、シート打撃に登板して3月上旬に実戦復帰できていれば」と説明。3月上旬の春季教育リーグがターゲットだ。

 3月上旬に2軍戦で復帰し、1イニング、2イニングと投球回数を増やしていけば、3月末には2軍の先発ローテに入る可能性はある。結果次第では1軍の先発マウンドすら見えてくるだろう。ただし、焦りは禁物。昨年の開幕投手は南国の日差しの後押しを受け、慎重に前進していく。 (長森謙介)

 

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