ロクでなし魔術講師と黒の剣士   作:ラーメン食べたい
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どーもラーメン食べたいです!
最初の方の授業は原作と一緒になりそうなんで飛ばして決闘のところまで飛ばそうと思います!
早くキリトの戦闘シーンやりたいしボソ


第2話

キリトside

 

噴水広場でのグレンとの1件の後、俺達は学園に向かった。そしてホームルームの時間にセリカが今日から前の講師、ヒューイ先生の後任として非常勤の講師が来ることが伝えられた。だがセリカが言い残した「まぁ、なかなか優秀なやつだよ。」という前評判は今日から非常勤魔術講師としてこの学園で働くことになっていたグレンが1時間以上の遅刻をした事で瓦解した。

 

そして授業が始まったとき前評判でプラスだったグレンの評価はクラスの中で一気にマイナスに振り切ることになる。

グレンは授業を始めたように見えたが黒板に書いた文字は「自習」。しかもグレンは「えー、本日の1限目は自習にしまーす。眠いから」という最悪な理由を呟き本当に寝てしまった。

 

次の日も、その次の日もグレンは真面目に授業をせず、やる気を出したかと思えば要領の得ない説明と読めない字を黒板に書き、質問に来た生徒を俺もわからない、自分で調べろ的なことを言い、挙句の果てには女子更衣室への侵入などグレンの悪評は瞬く間に学園中に広まっていった。(女子更衣室への侵入はわざとではないそうだ。)

 

そして今日、グレンが来てから1週間がたった今もグレンの態度は変わっていない。いやむしろ酷くなっている。今だって黒板に教科書を釘で打ちつけている。

システィーナは相変わらずグレンに突っかかっていってるし、他のクラスメイトはもう無関心だし、っていうかファミリーネームが同じせいでこのクラス以外のやつから俺もグレンと同類かと思われてるし、あぁもう!どうすればいいんだよ!

 

「いい加減にしてください!!!」

 

「ん?だからお望みどうりいい加減にしてるだろ?」

 

システィーナの発言も屁理屈で流される。

そんな状況に嫌気がさしたのかシスティーナがグレンの目の前まで歩いていった。

 

「あまり言いたくありませんが、私はこの学園にそれなりの影響力を持つ魔術の名門フィーベル家の娘です。私がお父様に進言すれば、貴方の進退を決することも出来るでしょう。」

 

「え、マジで?」

 

「マジです!貴方がどうしても授業に対する態度を改めないと言うのなら「お父様に期待してますと、よろしくお伝えください!」」

 

「────な」

 

(おいおい、グレン。それはいくらなんでも……)

 

システィーナの言葉に割って入ったグレンの言葉にはさすがに俺も絶句した。システィーナも言葉を失ったようだ。

 

「いや〜、これで1か月待たずに辞められる!」

 

「貴方って言う人は────ッ!」

 

システィーナは左手に嵌めていた手袋を外し、グレンに投げつけた。

 

「貴方に、それが受けられますか?」

 

予想外の急展開に教室にどよめきが広がっていく。

何故ならこれは簡単に言えば決闘の宣戦布告みたいなものだからなぁ……

 

「お前、マジか?」

 

「私は本気です」

 

これはちょっとまずいかな……

隣のルミアと目線を合わせアイコンタクトをとる。

 

(これ、止めないとまずいよな?)

 

(うん、止めた方がいいと思う。)

 

はぁ、しょうがないか……

俺とルミアは席を立ち睨み合っている2人の元に近づいていく。

 

「システィ!ダメだよ!早くグレン先生に謝って、手袋を拾って!」

 

「グレン!まさか受ける気じゃないよな?」

 

だが2人は俺達のことは眼中になく2人で話を進めていき、最終的にグレンが勝ったらグレンに対する説教の禁止、システィーナが勝ったらグレンが真面目に授業をする事、そして決闘のルールは【ショック・ボルト】の呪文だけで決着をつけるものに決まった。

 

そして場所は変わり、中庭

 

「なんで、俺が闘うことになってんだぁあああああ!!!」

 

何故か俺がシスティーナと決闘することになってしまった。グレンの言い訳によると「いや、受けるとは言ったけど“俺が”受けるとは言ってないよな!」との事だ。

いや、屁理屈過ぎるだろ!このロクデナシ!!!

 

「まぁやるしかないか……」

 

「相手がキリトでも手加減しないわよ!」

 

システィーナはやる気満々だしなぁ……

 

「よーし、それじゃあ決闘を始めるぞ〜2人とも準備はいいか?」

 

くそっ!グレンのやつ自分が決闘しなくていいからってニヤニヤしながらこっち見やがって!わざと負けたらグレンにもシスティーナにも文句言われそうだし、どうする……

 

「んじゃ、今からこのコインを投げるからコインが地面についたら決闘開始な」

 

「わかりました」

 

「あぁ、わかった」

 

そしてグレンがコインを上に投げる────────

 

「そぉい!!!」

 

と思ったら下に叩きつけたぁ!!?

 

「な、グレン!何やって「俺は上に投げるなんて一言も言ってねぇ!」いや、そうだけど!」

 

「《雷精の紫電よ》────ッ!!!」

 

システィーナの【ショック・ボルト】の呪文が聞こえ、グレンの方へ向いていた顔をシスティーナの方に向けると、すぐそこに【ショック・ボルト】の電撃が迫ってきていた────────




うわぁ、なんか話を進める事に駄文になっていってる気がする(元から駄文なのは置いといて)。
早くキリトに剣を使わしたい……
次回はテロリストのところまで行けたらいいなぁ
誤字脱字等がありましたら教えてください!
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