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2018年はラッキーバンク、ガイアファンディングにグリーンインフラレンディング、クラウドリース、キャッシュフローファイナンスなど多くの事業者が遅延やデフォルトを起こしました。しかし2019年、FundsFANTAS fundingCREAL など新たな事業者が新しい風を業界に吹き込んでいます。


分散投資のあり方もこれまでの事業者不安を想定しなかった分散投資から、事業者不安を含めた分散投資にあり方が変わってきています。


自分もこのソーシャルレンディング・クラウドファウンディングに興味を持ち、事前に時間を使っていろいろと下調べをしてから挑みましたが、ファンド単体の期失やデフォルトは、景気が悪くなれば結構出てくるのではと想定していましたが、全案件期失や詐欺まがいの運用を行う会社があるなど思いもよりませんでした。


黎明期とあってコンプライアンスや遵守すべきルールが徹底されておらず、事業者に自由な状態になっていると感じますし、少し前の仮想通貨、もう少し前だとFXがそれに近い感じかなと思います。まだ国による規制や協会などによる自主規制なども無いのも今の問題が起きている要因の1つかなと思います。


2018年末から2019年初旬にかけて起こったmaneoマーケットの崩壊とも呼べる現象は、これまでほぼ無傷(AQUSHの件など細かくはありますが・・・)で進んできたソーシャルレンディングの信用を大きく失ったものと思います。


しかし、これらの失敗を経てそれでも新規事業者が次々と誕生するのには、急速に進むFintechと銀行の貸出による限界、時代の流れを踏まえると必然なのかもしれません。この流れは簡単には変わらないものだと思います。


そしてiDeCoやNISAなどの国の施策を見ても、資産の運用はすでに個人個人に委ねられており、世界的なゼロ金利やマイナス金利の傾向は終わる気配が見えず、好む好まない関わらず自分で勉強し、失敗してでも資産運用をしていかないとならない時代になったんだと認識しています。


新たな風に乗るべく、これまで何度も宣言しているように2019年度は新規事業者へ積極的に投資していきますし、いわゆる過去の業者の選別も同時に行います。

Funds 



では具体的に自分がどうするかと言うと・・・

まずmaneo本体はすでに半分ほどのファンドが投資からわずかの期間で早期償還されており、早期償還のせいで資金を効率的に運用できておらず、これまでの経緯からmaneoの運営自体がリスクが大きいので、現時点で遅延などの被害はありませんが、無事償還されたら全面撤退いたします。


次にLC Lending。
maneoマーケットの中で、他の事業者とは毛色が違い、別の色を放っていますが、こちらも撤退いたします。現時点で不安はまったくありませんが、理由は単純にmaneoマーケットの一員だからです。


maneoマーケットのほぼ半数近くが、いろいろな理由で遅延やデフォルトを起こしていますし、その事象の質や対応もよくありません。サブプライムローンの時と同じで、maneoマーケットと言う箱の中で、どれが腐ったミカンなのか、また腐るのか外から見ていても正直判別がつきません。同じ箱にあるということがリスクですので、資金が回収できたなら、いったん外から離れて見る時間があってもいいかなと思っています。


そして回収した資金はそのままFunds やFANTAS funding 、CREALへの投資資金へ回します。とはいえこららの事業者も新規で未知の部分がありますし、初回の投資を経て半年から1年でいったん新規の事業者の評価を見直してみる必要があるかなと思います。


まだまだ動きのありそうな2019年のソーシャルレンディング・クラウドファウンディング業界ですが、個人的には引き続き変わらず前向きに投資を行っていきたいと思います。


あとはソーシャルレンディングやクラウドファウンディングだけではなく、もちろん株式や配当取り、為替、債権なども含めて全体で安定した収益が出せるようなポートフォリオを作って運用できたらと思っています。







LENDEX



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