韓国海軍幹部 2月に予定の日本訪問を延期
レーダー照射の問題に端を発し、日韓の防衛当局の対立が深まる中、韓国海軍の幹部が、2月に予定していた日本訪問を延期した。 韓国国防省は、海軍の第1艦隊司令官が2月に予定していた日本訪問の日程を延期したと明らかにした。韓国メディアによると、海上自衛隊との間では毎年、司令官クラスの幹部が相互訪問をしていて、ことしは韓国側が海上自衛隊・舞鶴地方隊を訪れる予定だった。 韓国国防省は「部隊の日程上の問題」として、くわしい言及を避けたが、レーダー照射や威嚇飛行の問題をめぐる対立が、日韓の防衛交流にまで影響を及ぼした形。 一方、日本政府が、海上自衛隊の護衛艦「いずも」を4月に釜山に寄港させる計画を取りやめる方向で検討していることについて、韓国国防省は「連絡は来ていない」としている。
2019.01.28 15:28