さいとう誠@立憲民主党町会議員

「多様性を尊重する」と言うと、「性の多様性」を意識する人が多いように思う。 確かに、「性の多様性」を尊重することも大事だし、私もその必要性は認識している。 ただ、「多様性」には「居住地の多様性」も意識されなければいけないと思う。

誰でも住みたいところに住む権利があり、それを否定することは出来ないと思う。 どんなに過疎の進んだ地域であっても、日本であれば必要最低限の生活は保障されなければいけない。 だから私は過疎地の生活の保障について、取り組み続けたいと思う。

気持ちとしてはわかるが、人口が減少していき限られた財源の中で須らく行政サービスを行き渡らせようとする中で、コンパクトシティ論は避けられない問題になってくるよ。岐阜県高山市のような県よりも面積が大きくなってしまった自治体もある。今からそんなことが可能なのかちゃんと試算してほしい。

居住地の自由は、憲法22条で保障された権利です。この権利をおかすことは出来ません。 行政サービスとインフラ維持については、人口減少と言えど、効率化や省力化を図ること、そして、大型公共事業を廃止して小さな公共事業を維持することで可能だと考えています。