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【ドラニュース】

根尾、打った60スイング 回復順調、負傷後初

2019年1月28日 紙面から

沖縄自主トレ初日、打撃を再開させた根尾はバットを強く振る=読谷球場で(小沢徹撮影)

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 復帰に向けて一歩前進だ。中日のキャンプ地・沖縄での合同自主トレが27日、北谷球場と読谷球場で始まった。右ふくらはぎの肉離れで別メニュー調整となっているドラフト1位の根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=は読谷でウォーキングとティー打撃などを再開し、順調な回復を印象付けた。さらに隣接する陸上競技場でキャンプするJ1鳥栖のFWフェルナンドトーレス(34)とトレーニング室で遭遇。元スペイン代表の肉体に刺激を受けた。

 暖かい日差しが降り注ぐ中、根尾が復帰への階段を一つ登った。「けがは確実によくなっています」。その言葉通り、沖縄での初日は充実した内容となった。

 前日(26日)は大阪桐蔭高の卒業式後に沖縄入りし、宿舎に入ったのは午後11時過ぎ。だが疲れを見せず、この日は3つのメニューを再開した。まずは約30分間、外野の芝生を歩くと、ティー打撃では時折力を入れながら60スイング。さらに北野コンディショニング担当が手で転がしたボールを、腰を落としてキャッチ。「常に緊張感を持ってできました」と汗を拭った。

 23日のナゴヤ球場での練習中に張りを感じ、右腓腹(ひふく)筋の軽度の肉離れと診断された。完治までに要する期間は2週間程度とみられる。回復について、練習を見守った宮前コンディショニングコーチは「順調にきています。ただ再発が怖いのでしっかりと様子を見ながら。暖かいとは言ってもキャンプインから他の選手と一緒に練習するのは難しいと思います」と見通しを語った。

 

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