約一週間。
季節は夏真っ盛りになりましたね
みなさん、いかがお過ごしですか?
夏の暑さや日差しに体調を崩されてはいませんか?
少しでも体調を崩しそうな兆しが見えたら
休むのも大事ですよ
って俺が言っても説得力ないか。笑
さて、
刀ステが終わってから
療養するように言われてしばらくのほほんとしてました。
おかげさまで体調もバッチリ
今日からまた仕事をしてきました
そんなのほほんとした時間の中で
ゆっくりと振り返りブログを書くことができました
今回も長いと思いますので
お時間あるときに読んでくださると幸いです(´ω`)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
舞台「刀剣乱舞」義伝 暁の独眼竜
今作で僕が刀ステに出演するのは
虚伝初演
虚伝再演
義伝
と三作品目になります。
今作でも
刀ステ本丸の近侍として
山姥切国広を演じることができて本当に光栄でした。
そして
今作での出演キャストが
薄ミュで一緒だった
しょうへい、いの。
共演は初めてだけど前から知っていた
たくまくん。
忍ミュで一緒だった
じょーじくん。
そしてそしてなにより
同じ事務所で先輩のしょうさんが伊達政宗役という!
めちゃくちゃ嬉しかったです。
ニコ生で冗談っぽく
しょうさんが刀ステ出ないかなー
なんて言ってたら叶っちゃった!笑
でも
しょうさんと共演できる喜びはあったんですが、
蓋を開けてみたら
まんばちゃんと政宗が絡むシーンはないという。笑
そこはちょっとだけ残念でした。笑
話の流れ上、仕方ないんですが、
ちょっとだけ残念。
まぁ一緒の現場にいて
一緒の舞台に立ち
同じ作品を作り上げているという気持ちは変わらないので
それでも十分。
しょうさんが現場にいると
現場が和んで
すごい和気藹々とするんですよね。
そこがしょうさんのすごいところ。
前回は
メインが織田信長の刀のお話だったけど
今回は伊達政宗と細川忠興がメインのお話でしたね。
この脚本を見たとき
また三日月と山姥切は仲間外れだねー
なんてひろきくんと言ったりしました。笑
前作でもそうだったけど、
元の主の刀達がいるってなんだかいいですよね。
刀ステ全体で見たら皆仲間なんですが
やっぱり括りがあると違うというか。
伊達チームは
燭台切、鶴丸、太鼓鐘、大倶利伽羅。
そこに政宗。
細川チームは
小夜と歌仙。
そこに忠興。
なんだか見えない絆があるみたいで
羨ましかったです。
稽古段階から
そのメンバーで集まって芝居の話してたり
真剣必殺の殺陣稽古をしてたり
そういうのを見てると
国広兄弟、出ないかなぁ
なんて思ってしまいますよね。
いいもん俺には三日月がいるもん、
と何回心で念じたか。笑
それくらい見ていて
羨ましいものがありました。
いつか
刀ステ本丸で国広兄弟と共演できますように。。
前回の
虚伝 燃ゆる本能寺 で成長したまんばちゃん。
今回ではその成長した姿を皆さんに見せることができたんじゃないでしょうか。
でも今回はそこが苦労した点でもありました。
刀剣乱舞のゲームでは
「山姥切国広」というキャラクターを参考にできるけど、
参考にできるのはそこまで。
今回はそこから先の
成長をしている山姥切国広を演じなければいけない。
オリジナルの舞台だったら
自分の思うがままにやってみたりするんですが
既存のキャラクターがある刀剣乱舞はそうはいきません。
「俺は写しだがそんなのどうでもいい!楽しくやろうぜ!」
なんてやったらキャラ崩壊もいいとこ。
こんなのまんばちゃんが言うわけないですからね。笑
キャラクターから逸脱せずに
そのキャラクターが成長し、それを演じる。
なかなかに考えました。
でも
今まで積み重ねたものがあったからこそ
今作のまんばちゃんを歩むことができました。
その成長した姿を
皆さんも感じてくれていたらいいな。
今回は
まんばちゃんの殺陣はそんなに多くはなかったんですが
小夜との殺陣は楽しかった。
たけるは運動センスが抜群に良いから
一緒に戦っていて楽しかったです。
でも
短刀と戦うのって難しいんですよね。
こっちは打刀だから
明らかにリーチが違うんです。
つまり、
向こうの間合いが近い。
それにどう合わせるかが鍵でした。
観ている方に「近いな」って思われてもダメだし
「短刀届いてないじゃん」って思われてもダメ。
いい距離感を保ち続けなければならない。
刀と刀を合わせるのも相手の刀身が短すぎて
稽古の序盤は合わせられなかったり。
たけるの手に当たっちゃったり。
でも徐々に徐々に精度を上げていって
素早い動きでも相手の間合いを見極め
お互いの息を合わせて精密にできるようになってからは
もうたまらない。笑
それが楽しくて仕方なかったです。
作中で、
成長したなかでもやはり弱い部分もあり、
一度は「近侍を変わってくれ」と
三日月に弱音を吐いてしまいますが
また三日月に導かれ
時には茶化され、
そうして再び成長した山姥切が
小夜の悩みを不器用ながらに聞いて
答えを問う。
「人と人の物語とは比べるものではない」
「お前はどうありたい!」
と諭すセリフがあるんですが
このセリフ
僕大好きなんです。
小夜に言いながら
山姥切国広本人にも言っているセリフでした。
他の刀と比べ、俺は写しだからと
常々言っていた山姥切。
自分の中で答えは知っているのに
なかなかそれに向き合うことができない弱さを知っている山姥切だからこそ出たセリフだと思っています。
そしてなにより
僕自身にも問いかけていました。
大学を卒業してから
この仕事をさせてもらっているんですが
今まで何度も何度も
他者と自分を比べてしまうことがありました。
【大学時代の友人は今この仕事をしていて
俺なんかよりよっぽど楽しそうに仕事をしている】
【プライベートがすごく充実しているアイツがいる。】
【役者仲間であるあの人は色んな作品に出れているのに
なんで俺は…。】
【もっと早くから俳優を始めていれば…。】
なんて考えたりもしてました。
そんなこと考えても仕方ないのにね。
そういう思いがあったからこそ
まんばちゃんの
「物語とは比べるものではない、お前はどうありたい」
というセリフが大好きなんです。
綺麗事かもしれないけど
人と人の人生を比べても良いことないですからね。
刀剣は元の主があってこその刀剣の物語。
僕たちは
今までの時間があってこその自分の物語。
きっとあの時あのタイミングで決断したことは
例え間違えだったとしても
それがあるから今の自分がある。
今までを受け止め
今の自分がどうありたいかを考えるべき。
それを改めて考えさせてくれたまんばちゃんがまた大好きになりました。
前作でも
まんばちゃんとともに成長をすることができたと言ったりしたのですが
今作でも
まんばちゃんと共に再び成長できたかな、
なんて思っています。
もちろん、
もっともっと成長すべきだということを前提に。
そんな
舞台「刀剣乱舞」。
今回は
驚きの演出が多々ありましたね。
劇場に観に来てくれた方、
ライブビューイングを御覧になった皆様。
そして
応援してくださったすべての主。
本当にありがとうございました。
全46公演という長い公演期間にも関わらず
無事に全員が大千秋楽を迎えることができたこと、
本当に嬉しく思っております。
また
舞台「刀剣乱舞」で
山姥切国広として皆さんにお会いできる機会を心待ちにしています。
ツイッターにも書きましたが
お手紙、プレゼント、色紙等ありがとうございます
皆さんの言葉に
どれだけ励ましてもらったことか。
皆さんの想いが僕の力です。
皆さんに応援されるに相応しい者になれるよう
これからも精進して参ります。
これからも何卒よろしくお願い致します。
ここまで読んでくださり
ありがとうございました。
思いのままに書いたので
まとまりがないのですがご了承ください。
長文乱文失礼しました。
噂に違わぬ
伊達男だな。
あんたは何者だ。
なってみせる。
主。
ありがとう。