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どうも、楓本です。今回は意外性を得ようとにっかりさんを中心に書きましたが、何か本当に書きたかったものと違う気がしました。今回は結構暗い話なので、どんな話でも許せる方のみ閲覧してください。あと、にっかりさん以外の刀剣たちの扱いが酷いのと、ブラック本丸ネタもほんのりありますので、苦手な方はご注意を。
この話を作るきっかけ
ようやく夏休みに入ったという事で、楓本のソウルフレンドである麗玲(user/6535569)とお互いにお題を出し合い、その小説を書くというちょっとした企画を実行しました(最近小説書くきっかけやネタが麗玲との会話で生まれるのが多いような気がする)
そして、一回目の小説のお題は「夢」+「爽やか」とのことで書いていたのですが、前作の「縁切りばさみは役立たず」の主人公を中心に書いたため、すんごい鬱な小説が出来上がりましたOTL 麗玲からは「何でそのお題でそんな暗い話書けるの?」と疑問がられました。
そして今度こそ明るい物を書こうという事で第二のお題を受け取り、書いていたのですが、結果
駄目でした\(^o^)/
一回目よりもさらに暗くなり、麗玲には「明るいのを、明るいのを書けよ!!」とお叱りを受けました。ちなみにお題は「酒盛り」+「恋人つなぎ」でした。普通に考えてみれば、明るい話で終わったのになぜこうなった……\(^o^)/
ついでですが、三度目の正直である三回目のお題の「太陽」+「ビー玉」はちゃんと明るくかけました。やったね、楓本ちゃん!!
他二つのお題もある程度修正か文章追加したらするかもしれません。
あ、あとアンケートの投票によって、この話の続きが決まるかもしれません……
とある審神者の独白
痛い、体中が痛い。
刀を受けてじくじくと熱を感じる足も、斬りつけられて血がとめどなく出て行く背中も。そして何より、目の前が真っ赤で、彼の顔さえよく見えない。
(おれは、なにをまちがえたんだろう……?)
あの日、政府の人間から逃げ切れなかったこと?この本丸で生きることを決めつけられ、抵抗しなかったこと?
それとも、あの日、彼の呼びかけに答えてしまったこと?
今となっては、もう分からない。けれど、俺は間違ったことをしていないと信じていたい。だって、そう思わなければ俺は今までの事を否定することになってしまうから。
(―――、ごめんな……)
未だに流れる涙を拭おうとせず、俺の傷口を持っていた死装束で縛る彼。しかし、もう自分は手遅れだという事を察している。だって、さっきまで嫌だという程訴えていた痛みが、徐々に引いている。
もう、この命も残りわずかだろう。
(ぁ、)
する、と――の髪の毛を払えば、美しい満月のような金色の瞳と、炎のような赤色の瞳が見えた。
(きれいな、いろだなぁ……)
最期に見れるのがこの色でよかった。できれば、もっと早くに見たかったけれど、そんな我儘はもう叶うことはない。襲い掛かる眠気に逆らうこともできず、ゆっくりと意識が沈んでいく。もう俺が、目を覚ますことは二度とないだろう。
(おまえに、あるじってよんでもらいたかったなぁ……)
最期そう心の中で呟いたのを最後に、俺の意識は途絶えた。
―――が、最後に何を言ったのかも分からずに……
うん・・・、まぁ、にっかりは・・・。うん。
次回があるのなら
にっかりは甲斐甲斐しくいちゃらぶしながら他の子たちとガバディしてればいいのでは?w
うん・・・、まぁ、にっかりは・・・。うん。
次回があるのなら
にっかりは甲斐甲斐しくいちゃらぶしながら他の子たちとガバディしてればいいのでは?w