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【プロ野球】

米仕込みトレ、日本ハム・金子復活

2019年1月27日 紙面から

両手に器具を付けて練習する日本ハムの金子=千葉県鎌ヶ谷市で(武藤健一撮影)

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 日本ハムの金子弌大投手(35)が26日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレし、アメリカ仕込みの新トレーニングを初披露した。

 屋内練習場に持ち込んだ金子のキャリーケースからは次々と珍しいトレーニング道具が出てきた。大きさや重さの違う特注ボールだけで10種類以上。その他にも取っ手が付いたチューブ、小型トランポリンなど「ひみつ道具」満載の四次元ポケット状態だった。

 「肩の強化ですね。あとはこれを使うと強く投げるまでに球数が減る。やってみて良いなと思って取り入れました」

 昨年11月に渡米し、初めてシアトルの「ドライブラインベースボール」という施設で練習を積んだ。同施設は医師やトレーナー、動作分析の専門家から指導を受けられる。大リーグのジャイアンツ時代に2年連続サイヤング賞を獲得したリンスカムも通っている。

 この日は数種類の特注ボールを投げた後、キャッチボールに入った。糸を引いたような白球は、約40メートル先の相手のグラブへ、それもほとんど動かすことなく、吸い込まれていった。「しっかり投げられている感覚はあります。でも自主トレ中の感覚や状態を気にしても仕方ない。これからが大事」。完全復活へ準備に余念はない。 (土屋善文)

 

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