画像は「DailyMail」より引用
■実行される自爆テロ 終わらない戦い
戦車が走り去りしばらくすると、彼方で爆発とともに巨大なきのこ雲が発生した。その瞬間はドローンでも撮影されており、周りに広がる衝撃波がその激しさを物語っている。この日、彼を含めて7人が自爆テロを起こしており、多大な被害が出たことは間違いないだろう。
自爆テロは無差別に市街地を攻撃する狂気の沙汰であり、決して許されることではない。インターネット上ではいくつも自爆テロ直後の映像を見ることができるが、どれも目を覆いたくなるような惨状だ。しかし、それを起こす犯人はどんな「人でなし」かと思いきや、今回のように、普通の感情を持っていそうな青年であったりすると、われわれも複雑な気分にさせられる。
9.11テロを引き起こしたとされるアルカイダと協力している反政府武装組織「自由シリア軍」を、米国が支援しているという、とんでもない状態となっているシリア。「敵の敵は味方」という論理で繰り広げられる戦闘が、また新たな火種を生んでいるであろうことは、これまでの歴史に鑑みて想像に難くない。
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敵の恐怖を煽る為なら味方も平気で怖がらせるって、冷静に考えなくても全方位敵に回してんだよな