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【首都スポ】

[高校野球]桐蔭学園16年ぶり出場 主砲・森、肉体改造

2019年1月26日 紙面から

チームメートに胴上げされる桐蔭学園・森主将(小林良二撮影)

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 16年ぶりに甲子園切符をつかんだ。1971年夏に初出場、初優勝。91年夏には巨人の高橋由伸前監督らを擁するなど、甲子園をわかせてきた神奈川・桐蔭学園が、03年以来となるセンバツ出場を果たした。主将の森敬斗内野手(2年)は「自分たちはスター選手がいない」と強調。甲子園では「全員がひとりひとりの役割を全うして、泥くさく精いっぱいプレーするところを見せたい」と力を込めた。

 優勝した関東大会の初戦、常総学院戦では逆転満塁サヨナラ弾をマーク。高校通算本塁打は8本だが5本が公式戦で、関東大会でマークした3発など無類の勝負強さが持ち味だ。

 そんなチームの大黒柱はパワーも加える肉体改造で聖地での戦いに備えている。この冬は筋トレなどに励み、昨秋に65キロだった体重は12月に70キロまでアップ。さらにスイングスピードを上げるため、1300グラムのバットで1日1000を超えるスイングをすることもあるという。

 「神宮大会では恥ずかしい負け方をした。絶対に浮足立たず地に足をつけて準備したい。プロで活躍しているOBもこの(野球部)グラウンドでやってきた」。11月の明治神宮大会は初戦で筑陽学園(福岡)に1-10の7回コールド負け。悔しさを胸に自身とチームを律する頼もしい主将たちが目指すのは名門復活だ。

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