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【プロ野球】

日本ハム・輝星「金農グラブ」を披露! 「紫から離れられない」

2019年1月26日 紙面から

日本ハムの新人合同自主トレで新しいグラブを使用してキャッチボールする吉田輝=千葉県鎌ケ谷市で(いずれも河口貞史撮影)

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 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=が25日、千葉県鎌ケ谷市の2軍施設の新人合同自主トレで、「金農カラー」の紫色のグラブを披露した。

 「紫から離れられないんですよね。色を選ばなければいけないときはすぐに『紫ありますか』と聞いちゃうんです」。この日披露したのは、主にノックなどを受ける練習用。内側には「守備職人」の四文字を入れ「うまくなりたいんで」とちゃめっ気たっぷりに仕上げた。公式戦用にも紫のグラブを準備しており「使えたら良いですね」と笑顔をみせた。

 屋内練習場では、下半身の動きを確認をしなが約30メートルの距離を低い弾道で投げ込んだ。中日・松坂の1年目を引き合いに出して絶賛したのが、視察に訪れたフィリーズの大慈弥功・環太平洋担当部長=写真下=だ。「球の出所が見えにくいし、糸を引くようなボールを投げる。体がぶれず強い。松坂のルーキーイヤーがそう。栗山監督が開幕投手もありえると言ったのも分かる」。この日は、日本人初のメジャーリーガー、村上雅則さんも訪問。「(メジャーを)目指すくらいでやってほしい」と激励された。

 それでも吉田輝も「まずは1軍で活躍する。そこですね」。千里の道も一歩から。プロでも雑草魂を忘れず突き進む。

 (土屋善文)

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