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【ドラニュース】

藤嶋、右手血行障害の疑い 沖縄入り見合わせ精密検査へ

2019年1月26日 紙面から

ポケットに右手を入れて寮を出る藤嶋

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 中日は25日、藤嶋健人投手(20)が右手血行障害の疑いがあるため、当面、沖縄入りを見合わせると発表した。藤嶋はこの日、選手会合同自主トレには参加せず、練習しなかった。

 今年飛躍が期待された藤嶋の右手に、異変が起きていた。沖縄での自主トレを11日に打ち上げ、名古屋に戻ってから、急に血行障害のような症状に見舞われた。症状は改善せず、右手5本の指全てにあるという。

 選手会合同自主トレ中にはカイロを持つ姿が見られた。21日に名古屋に戻ってから初めてブルペン入りした際も、右手に息を吹き掛けながら投げていた。藤嶋は「沖縄と違って寒いですから」と話していたが、その後も良化せず、最近はキャッチボールすら取りやめていた。

 関係者によると、22日に検査を受け、23日には精密検査も受けたという。この日も午前中に違う病院を訪れ、セカンドオピニオンを求めた。昇竜館に戻る際、藤嶋は「今の段階では僕からは何も言えないです。すいません」と言うのみだった。実際、まだ原因が特定されていないのが実情で、今後、名古屋に残って再度、専門医の精密検査を受ける。

 中日では岡田、そして鈴木翔が血行障害の回復手術を受けている。藤嶋も今後の検査結果次第では、最悪、手術する可能性もゼロではない。昨秋からの精力的なトレーニングで、沖縄自主トレ中のブルペンでは進化した姿、ボールを披露していた。今季のローテ入りが期待されていただけに、状態が心配される。

 

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