足の手術のため休養していた演歌歌手の神野美伽(53)が24日、東京・文京区のキング関口台スタジオで復帰会見した。
左足の甲の骨に穴があき激痛を伴う「リスフラン関節症」と診断され、昨年12月20日に手術を受けた。長く左足をかばっていたことなどから右足も亜脱臼などを起こしていることがわかり、こちらも手術した。
25日のラジオ番組出演から仕事を再開。27日には千葉での歌謡ショーに出演する。現在はリハビリに取り組んでいるが、歩行には松葉づえが必要で、ステージを駆け回れるまで回復するにはもうしばらく時間がかかりそうだという。
「35年間、ずっと歌ってきたことの積み重ねが関節を痛めた原因ではないかと思っています。痛みと不安で涙も出ましたが、ファンの方々の励ましに支えられました」と話した。
昨年夏には背骨も骨折していたという。3月には大阪・新歌舞伎座での1カ月公演が控えている。「足に一番いいのは仕事をすること。ステージで動くことだと思っています。これまで以上のパフォーマンスを見せられるようにしたい」と意気込んだ。