会社って、実際に入社してみなければ分からない事が多いですよね。
前職を退職し、せっかく転職したのにも関わらず「転職先がなんか自分と合わない・・・」ということはあるでしょう。
ただでさえ日本にはブラック企業が増えてきていますから、
- 「転職先がブラック企業だった・・・」
- 「せっかく入ったけど、やっぱり辞めたい」
- 「妥協してこのまま続けるのも時間の無駄な気がする」
なんてことはよくある話です。
それに最近では人手不足の影響もあって「多少求人を偽ってでも社員を集めたい!」みたいな会社も多く、いわゆる詐欺求人というものも出回っていますからね。
そんな状況では、転職後に
- 「合わない!」
- 「話が違う!」
- 「こんなはずじゃなかった!」
と感じる人が増えるのも当然でしょう。
ただ、果たして転職後すぐにまた転職というのは大丈夫なのでしょうか。
今回はそういった時どうすればいいかということについてまとめました。
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「転職したけどまたすぐ転職したい!」という人は多い
まず、SNSなどを見ても「転職したけどまたすぐ転職したい!」という人は多いですね。
- 「転職したは良いけど、もう辞めたい!なんだよ、ボーナスでないのかよ。聞いてた話と違うんだけど」
- 「入社前に聞いてた話と全然違うからバックレて辞める事にした。社会保険加入前なら辞めても職歴に書かなくてもいいし、足も付かないからね」
- 「最近の若者はすぐ辞めるみたいに言うけど、会社側に問題があるっていうことには触れないんだな。なんで嘘求人が野放しにされてるんだよ」
みたいな意見がかなりあります。
世の中は社員の方を問題視しますが、こういった現実を見てみるとやはり会社側に問題がある場合だって多いですよね。
日本にはそれだけ変な会社も増えてきていますから、転職後のミスマッチもそれに伴って増加しています。
すぐに辞めれば職歴に傷は付かない
「転職した直後だけどまたすぐ転職したい」と考えている人が心配なのって、
- 「すぐに辞めてしまったら転職の際に不利になるのでは?」
- 「職歴にも傷が付いてしまうのではないか」
- 「転職の際に社会不適合者だと思われるかも」
といった事でしょうが、安心してください。
転職後すぐであれば、辞めても職歴に傷は付きません。
私も前社をすぐに辞めた経験がありますが、次に転職する時にそのことは履歴書に書いていませんからね。
それに、転職エージェントにも「自分が不利になるようなことは別に書かなくてもいい」と言われたくらいです。
ただ、こういうのってネットで検索すると「嘘は良くない」だとか「全部包み隠さず書け」みたいに書いてありますが、正直鵜呑みにしない方がいいですね。
数ヶ月勤めていたのであれば書いた方がいいかもしれませんが、1ヶ月程度であれば書く必要なんてないです。
馬鹿正直に全て書いたところで、無慈悲に落とされるだけでしょう。
前職調査をする会社も減ってきていますし、そこまで正直になる必要はありません。
そもそも、会社だって求人に嘘を書いたりして騙しているのですから、労働者だけ全て正直になれなんておかしな話です。
社会保険に加入前であれば絶対にバレない
前職調査をする会社が減ってきていると上記に書きましたが、それでもやはり行っているところはあります。
その際にバレるリスクを抑えたいのであれば、社会保険に加入する前に辞めることです。
社会保険に加入していなければ「会社に勤めていた」という証拠が残りません。
逆に言えば、「本当に働いていたのか?」ということを証明する手段は社会保険しかないため、絶対にバレないんですよね。
転職活動をする際は「前社をすぐに辞めました」というよりも「その期間は仕事を探していました」といった方が印象が良いですから、もしまだ社会保険に加入していないのであれば堂々とこの手段を使って大丈夫です。
すでに社会保険に加入してしまっていても大丈夫!
もし、「すでに社会保険に加入してしまった・・・」という場合であっても、いくらでも誤魔化しようはあります。
というのも、最近であればアルバイトやフリーターでも社会保険に加入出来るようになってきていますよね。これを上手く利用しましょう。
面接の際に前職について聞かれたら、「社会保険に加入出来るバイトをしていましたが、転職先が決まったので辞めました」とでも言えばまずバレませんね。
履歴書には雇用形態なんて書きませんし、法律上では正社員も非正規雇用労働者も明確な違いなんてありません。
最近は短期の派遣であっても社会保険に加入出来るところもありますし、「社会保険」なんてもはや正社員のものだけじゃないんですよ。
転職後すぐに転職するのであればこれを上手く使ってくださいね。
しつこい引き止めに合っても強い意志を示すこと。中途半端に続けると逆に職歴が汚れていく
ただ、転職後にすぐに辞めるとなれば、しつこい引き止めに合うかもしれません。
- 「早すぎないか?さすがにすぐ辞めるってのは無理だなぁ」
- 「非常識だろ!辞めるなんて許さんぞ」
- 「無責任すぎ!そんなの許されるわけないだろ!」
みたいな。
特に最近では人手不足ですし、なんとかして繋ぎ留めようとしてくるかもしれませんね。
会社にとっても社員にすぐ辞められてしまえば採用コストなどが赤字になりますから避けたいところでしょう。
ですので、ここは心を鬼にしてでも強引に退職の意志を示した方がいいです。
- 「なんと言われようが辞めます」
- 「引き止めても無駄ですよ。もう決めたことですので」
- 「今日でもう退職します。短い間でしたがお世話になりました」
などですね。
それでも辞めさせてくれないようであればバックレたり、「次が決まっているので今辞めないと転職先に迷惑をかけてしまいます」みたいに言うのもいいでしょう。
転職して「失敗した!」と思うような会社で働き続けたところでずっとモヤモヤが晴れないのは目に見えていますし、たとえ思い留まったとしてもまたすぐ「辞めたい」と思うかもしれません。
中途半端に続けてしまえば、逆にすぐ辞めるよりも職歴が汚れてしまって転職の際に不利になりますから、上記にも書いたように辞めるのであれば出来るだけ早い方がいいですね。
転職するなら出来るだけ若いうちの方がいい
それに転職というのは若ければ若いほど有利です。
中途半端に長引かせても職歴が汚れていくだけですし、スパッと辞めた方が今後のためでもあります。
日本の転職市場においては年齢がかなり重要視されますから、出来るだけ若いうちの方がいいでしょう。
それに、現在は人手不足な状況のおかげで転職しやすくなっていますから、転職するなら今がチャンスです。
今のうちに良い会社に転職してしまいましょう。
転職の際はリクルートエージェントがオススメで、私も過去に使っていました。
もう使ったことあるよって人もいるかもしれませんが、まだ利用したことないのであれば是非。
リクルートエージェントはあなたに合った求人探しから書類の作成、面接対策などをサポートしてくれるため、転職活動における負担を大幅に軽減出来ますからね。
利用も無料ですし、気軽に使えますよ。
まとめ
転職してすぐまた転職したいという人は、もはや珍しくはなくなってきています。
会社には合う合わないがありますし、入社してみなければ分からないことも多いですからね。
中途半端に続けていても逆に転職の際に不利になりますから、転職するのであれば出来るだけ若いうちの方がいいでしょう。
今なら転職市場が活発なのでなおさら転職しやすくなっていますし、自分に合った会社を見つけるチャンスです。
ただ、いつまでもこんな状況が続くという保証もなく、また「就職氷河期」みたいな時代に再突入してしまう可能性もゼロではありません。
「チャンスというのは過ぎてから気が付いてももう遅い」みたいな言葉もありますから、後悔しない選択をしていきましょうね!