「こんな仕事意味ない!辞めたい!」って思うこと、ありますよね。
私も以前勤めていた会社では毎日「果たしてこの仕事を続けることに意味はあるのか?」って思っていましたし、「意味のない仕事なんてさっさと辞めたい!」なんて思っていました。
働く楽しさや意味を感じられない仕事を続けるのってつらいですし、なんのためにやっているのかすら分からなくなりますよね。
仕事というのは人生の大部分を占めるものですから、そんな仕事が意味のないものであれば人生が無意味にすら感じてくるものです。
今回はそういった意味のない仕事をする毎日に悩んでいる人に向けて、そんな状況をなんとかする方法についてまとめました。
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仕事の良い面を無理やり見つける
「意味のない仕事」っていうのは、おそらく「自分にとっての意味のない仕事」ではないでしょうか?
- 自分にとってなんのスキルアップにもならない
- 自分の将来になんの役にも立たない
- 自分がやっていても何にも面白さを感じない
など、おそらくそういう意味で感じていることだと思います。
ですが、どんな仕事であろうと1つや2つくらいは「良い面」というのはあるのではないでしょうか?
さすがに全部が全部「意味ない」というわけでもないでしょう。
まあ人それぞれ良い面というのは違うものですが、それでも少しくらいはあるはず。
それを無理やり見つけてみることで、「まあ、こういう良いところもあるし・・・」と納得出来たりするものです。
「意味のない仕事」でも給料はもらえる
自分にとって意味がない仕事ではなく、本当に仕事自体に意味がなかったとしても、考えようによってはむしろ美味しい話かもしれません。
「意味ない」仕事でも給料はきちんともらえるわけですからね。
会社というものは利益を出さなければ社員に給料として還元できないため、本当に意味がなければそんな仕事はただの負債です。
意味がない仕事なのに激務・・・なんてことはないでしょうから、仕事もある程度楽なはず。
「楽な仕事をやってお金がもらえる」なんてこんなに良い話はありませんね。
多くの人はお金のために仕事をしているものですから、他の人が聞いたら羨ましがるかもしれませんよ。
ただ、仕事を「生きる意味」だと考えている人にとってはつらいかもしれませんね。
生きる意味である仕事が「意味のないもの」だったら、そんな人生つまらなく感じて当然でしょう。
しかし、上記にも書いたように1つや2つくらいは意味のあるもの、誰かの役に立ってるものがあるはずです。
そういう面にフォーカスを当てることで、多少はそういった気持ちも収まってくるのではないでしょうか。
もし、激務なのに意味のない仕事をやらされているというのであれば・・・これは少し考えものですね。
その分給料がもらえているのなら良いですが、「薄給・激務・意味無し」の三重苦であればもはやなんのためにやっているのか分かりません。私でも即辞めるレベルです。
こういった場合は今の仕事を続ける理由もないでしょうから、上司や人事に異動を頼んでみたり、思い切って転職するのが一番の解決方法ですね。
仕事は必ず誰かの役に立っている
今自分がやっている仕事が「誰の役に立っているのか」という面も考えてみましょう。
どんな仕事であっても、必ず誰かの役には立っているはずです。
例えば、つまらない書類の作成であっても、その書類のおかげで上司は助かりますし、それによって仕事もスムーズに進み、良い商品が生み出され、最終的にお客様の役に立っているかもしれません。
一見意味がないように見える仕事であっても、回り回っていろいろな人の役に立っているものなんですよね。
誰か1人でも役に立てているのであれば、それは十分意味のある仕事だと思いますよ。
まあ、世の中には本当に全く意味のない仕事も存在するかもしれませんが、そんなことの方が珍しいでしょう。
先ほども少し触れましたが、本当に意味のない仕事であっても会社は給料を支払わなければなりませんから、そんなのただの負債ですからね。
出世して、上から全体を眺める立場を目指す
他には、逆に出世を目指してみるのも1つの手です。
出世といっても簡単にはいかないとは思いますが、それを目指すことで見えてくるものがあります。
それに、会社というのは下っ端が平凡な業務をこなすもので、上に行けば行くほど重要な仕事を任されるようになりますからね。
今、「こんな仕事意味ないよね」と思っているのは、もしかしたらただ単にそういう簡単な仕事しか任されていないからという可能性もあります。
出世して高い位置から会社全体を見る立場になれば仕事の流れも見えてきますから、「あの頃のあの仕事はこういう意味があったのか!」と気が付く時が来るかもしれません。
他にも、出世したら今度は部下を育てることも仕事になりますし、そういった「部下の教育」というのは間違いなく意味のあるものでしょう。
もしかしたら、うつ病かも?
「こんな仕事意味ない」と思ってしまう原因をあらゆる角度から考えると、「うつ病」である可能性も浮上してきますね。
ご存知の通り、うつ病というのは無気力状態になり、どんなことにも興味を示さなくなったり意味を感じられなくなってしまうという恐ろしい病気です。
- 全てが無意味だと思う
- こんな人生に価値なんてない
- 何にもやる気が起きない
という症状に心当たりがあるのであれば、一度精神科や心療内科を受診してみてくださいね。
仕事に無意味さを感じる原因がうつ病であった場合は薬を飲むことで改善しますから、早めの対処が肝心です。
それにうつ病というのは放っておくと長期間働けない身体になってしまう危険性もありますし、最悪の場合自殺してしまうといったことにもなりかねません。
決して放置などせず、少しでも心当たりがあるのであれば必ず病院に行ってみてくださいね。
発展途上国などの「貧しい国」の現実を見てみる
強引に仕事の意味を見出す方法としては、発展途上国に旅行に行くことです。
発展途上国の貧しい国の現状をその目で見ることで、いかに日本が恵まれているかということが分かると思います。
日本のように、食べ物に困らずに生きていけているだけも途上国と比べれば圧倒的に恵まれているんですよね。
それに、発展途上国は「仕事をしたくても仕事自体がない」という場合も多いです。
だからお金も得ることが出来ず、貧しい生活を余儀無くされています。
そう考えれば、たとえ「意味無い」と思うような仕事であっても、仕事があるだけで恵まれていると言えますね。
このように、「仕事があるだけマシ」と開き直ってしまうのも1つの手でしょう。
というよりも多くのサラリーマンがこうだと思いますよ。
毎日生き生きと、「この仕事に意味がある」と感じながら生活している人の方が少数派でしょう。
まあ、仕事をしなくなったらなったで「じゃあ何をするんだ?」って話ですからね。
ニート生活に憧れる人もいますが、思っている以上にやることってないですよ。
例えるなら、会社で忙しく働いている時は「家に帰ったらあれもやりたいこれもやりたい」って思うものの、実際に家に帰ってみれば結局何もやらなかった・・・っていうのと良く似ています。
何もしない生活なんて1ヶ月もすれば飽きますから、いっそのこと仕事があるだけマシだと開き直ってしまいましょう。
確実に気持ちを変えたいなら転職が最も効果的
とはいっても、どれだけ考え方を変えようと「意味の無い仕事をこなす毎日がつらい」という気持ちが変わらない場合も多いでしょう。
そういった場合は、思い切って転職をするのが最も効果的な解決方法です。
やはり、人間というのは「意味の無いこと」をやり続けられるようには出来ていないため、そんな生活に苦痛を感じるのも当然の話です。
実際、よく聞く話で「囚人に穴を掘らせた後にその穴を埋め、また掘らせるというのを繰り返すと囚人は発狂する」というのがありますよね。
これは仕事でも同じことですから、きちんと働く意味を見出せるような会社に転職してみるのがいいでしょう。
今は人手不足の影響で会社も採用に積極的ですし、今のうちがチャンスだとも言えます。
それに今では転職エージェントという便利なサービスもありますから、基本的に流れに沿って進めるだけで簡単に転職が出来る時代です。
他にも転職エージェントは条件に合った求人の紹介から書類の作成、面接対策なども行ってくれるため、転職活動における負担を大幅に削減することが出来ますね。
事前に希望を伝えておけば、それに合った求人を過去の経験も踏まえた上でピックアップしてくれますからより自分の能力が活かせる仕事に就きやすいですよ。
自分に合った会社であれば仕事の意味も見つけやすいですし、そのことで悩む事もなくなるはずです。
利用にあたって料金も一切かかりませんので、気軽に利用してみましょう。
まとめ
人生は一度きりですから、「こんな仕事に意味なんてない」と毎日思いながら過ごすのはもったいないです。
会社が変われば仕事内容もガラリと変わるのですから、ここはいい機会だと思って転職するのが一番ですね。
月並みな言葉ですが、行動しなければ未来は永遠に変わらないんですよ。
意味の無い仕事をこなし続ける人生なんて寂しすぎます。
だから今ここで、自分の人生をより豊かにするためにも行動を起こしましょう!