神戸がイタリア・セリエAのラツィオに所属するウルグアイ代表DFマルティン・カセレス(31)の獲得に乗り出していることが24日、分かった。複数の関係者によると、既に神戸関係者が渡欧し、年俸250万ユーロ(約3億1000万円)の複数年契約を提示するなど交渉を進めているという。
国際Aマッチ通算86試合出場のカセレスは3大会連続でW杯に出場。昨夏のロシアW杯でも全5試合にフル出場し、8強進出に貢献した。昨年10月の親善試合でも来日した現役代表で、身長182センチと大柄ではないが対人に強く、スピードと足元の技術にも定評がある。2008~09年シーズンにはバルセロナ(スペイン)でMFイニエスタとのプレー経験も持つ。今季は公式戦出場8試合にとどまり、新天地を模索中という。