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【グラニュース】

主将・丸山、榎本に猛進指令「自分の武器生かしてどんどん仕掛けろ」 合宿地タイへ到着 きょうからキャンプ

2019年1月25日 紙面から

キャンプ地のタイ・チェンマイに到着した名古屋・丸山(木戸佑撮影)

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 【チェンマイ(タイ)川本光憲】名古屋グランパスは24日、中部国際空港から春季1次キャンプ地の当地に到着した。主将のDF丸山祐市(29)は新入団のMF榎本大輝(22)へ、得意のドリブルを生かした失敗覚悟の猛進指令を出していたことを明かした。

 年はイノシシ。主将から榎本に伝えた果敢なドリブル挑戦指令。出発前に話し合いの機会も設けていたという。

 「榎本にはドリブルがある。一芸があると勝負できるのがプロの世界。まずは、彼がどこまでやれるのか。どんどん仕掛けてほしいと思います」

 可能性を感じている。これまでの練習では、昨季得点王ジョーと2トップを組む機会を多く与えられていたのが榎本。ドリブルで吉田や中谷らレギュラークラスを置き去りにする場面があった。

 同じ大学出身者への思いやりもある。丸山は今季8年目。2012年、明大からFC東京に入団するも、出場機会を得られず、湘南へ期限付き移籍。3年目でレギュラーに定着し、15年にFC東京へ復帰し立場をつくった。プロの壁をぶち破るのに時間がかかった。榎本へは、自らの二の舞いは避けてほしいのだ。

 サッカー界での大学出身選手は即戦力。榎本も主将の気持ちに応える気構えでいて「とにかく頑張ろうと思います。対外試合では、チーム内の紅白戦と違って相手もガツガツきます」と話した。

 

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