松坂、根尾にアドバイス　「自分のペース、逆にいいかも」

　自宅のある米国に滞在していた中日・松坂大輔投手（３８）が２４日、成田空港に帰国した。自身の調整は思い通りに「じっくりペース」で進んでいると明かす一方、右ふくらはぎの軽度の肉離れでキャンプ２軍スタートとなった根尾については、周りを気にせず自分のペースで練習できる良さもあるとの見解を示した。

　約１２時間のフライトを経て、日本に帰ってきた松坂。マスクはしていたものの、目元からのぞく明るい表情に、順調な調整ぶりを感じさせた。「去年は（入団）テストがあったので、早めに仕上げましたが、いつものペースではなかった。今年はいつものペースでやれています」と話した。

　１軍の北谷組で迎えるキャンプへ向けては「今年は根尾君の陰に隠れてやりますよ」と冗談交じりに話したが、その根尾は、２軍の読谷組でスタートすることがこの日に決定。記者から「根尾はけがをして２軍になりましたよ」と聞かされると「えっ、そうなんですか！」と驚きの声を上げた。それでも、すぐに「逆にいいかもしれない」と言って、こう続けた。