大阪桐蔭の後輩と初対面を果たした。中日・平田良介外野手(30)が24日、ナゴヤ球場で行われた選手会合同自主トレに初めて参加。前日の23日の練習中に右ふくらはぎを痛めた根尾からあいさつを受けた。
合同自主トレが始まる前、屋内練習場から球場に入ろうとした根尾が歩みを止めた。球場の選手入り口前にいた平田を見つけて「よろしくお願いします」と頭を下げる根尾。この日に選手会合同自主トレに合流した平田は「よろしく」と気さくに応じた。
2006年の自身以来、13年ぶりとなる大阪桐蔭からドラゴンズへの入団。ドラフト会議当日には西谷監督を通して根尾からあいさつの電話もあった。同じ大阪桐蔭のユニホームを着て、同じように甲子園を沸かせたスターに共感を抱かないはずはない。
さらに根尾とは共通点がある。入団直前の高校3年の秋に右肩を負傷。初めての春季キャンプは一部別メニューだった。春季キャンプ直前に肉離れで別メニュー調整となっている根尾に「僕の時とは状況が違うので…。エール? チームメートなのであらためてエールってこともないですね」と言いつつも後輩を気に掛けている様子だった。