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【ドラニュース】

根尾の肉離れは軽度 「まずは早くしっかり治したい」

2019年1月25日 紙面から

右腓腹筋の肉離れで2軍キャンプスタートが正式に決定した根尾。バットを力強く握りながら報道陣の前を通過した(板津亮兵撮影)

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 中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=の沖縄・読谷2軍キャンプスタートが24日、正式に決定した。前日(23日)に名古屋市内の病院で「右腓腹(ひふく)筋の軽度の肉離れ」と診断されたことと合わせて球団が発表した。完治に要する期間は2週間程度の見込み。2月1日から始まる沖縄春季キャンプでは北谷での1軍スタートが決まっていた期待のルーキーだが、まずはけがの完治に専念。うつむくことなく前を向き、開幕を照準に調整を進めていく方針となった。

 思わぬアクシデントからの一夜明け。でも根尾の表情に悲壮感はない。「なってしまったことはしっかり受け止めて、まずは早くしっかり治したいと思います」。澄んだ瞳は既に次のステップを見据えていた。

 23日の練習中に感じた右脚ふくらはぎの張り。原因は右腓腹筋の肉離れだった。根尾本人も今までに痛めたことがなかった部位。ベースランニングをした際に違和感を覚えたという。この日は練習前に1度、グラウンドに顔を見せたが、合同自主トレには参加せず。ナゴヤ球場隣の屋内練習場で体幹トレーニングを中心に体を動かした。

 幸いけがは軽傷で済んだ。現在でも通常の歩行はもちろん、軽いジャンプ程度はできるようだ。だが今は無理をするときではない。「彼は止めないと、できてしまうから止めました」と勝崎コンディショニングコーチ。完治に要する期間は2週間程度との見立てだが「ガツガツさせずに慎重に進めていこうと思います」としっかり手綱を握るつもりだ。

 2月1日から始まる春季キャンプも北谷組から読谷組へ正式に変更が発表された。だが根尾にとってはプラスに転じる要素もある。今年の読谷には大阪桐蔭高の先輩である平田、実績十分の大島がいる。竜の右中間コンビの調整を間近で見ることができる上に、打撃やルーティンなども聞き放題だ。

 

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