ナ  ニ  ヌ  ネ  ノ 
 
 ア行 カ行 サ行 タ行 ハ行 マ行 ヤ・ユ・ヨ ラ行+ワ・ヲ・ン その他 
 
 ナ
 
 【謎本】
 漫画作品中の記述が(明らかな矛盾や後付け設定も含めて)すべて真であるという仮定の元に
 登場人物や背景世界の分析、考察を行った本。「謎本」のネーミングは、このジャンルの先駆けである
 「磯野家の謎(東京サザエさん学会/飛鳥新社)」に由来する。
 一般的には、90年代前半の「謎本ブーム」の立役者は、元祖たる飛鳥新社ではなく、便乗本の「サザエさんの秘密」
 を皮切りに、多数の謎本を世に送り出したデータハウス社であると言える。
 しかし、同社が発行した謎本の多くは、ブームをあてこんだ粗製濫造の代物であり
 苦難に耐える主人公を「マゾっ気あり」と皮肉ったり、清純派ヒロインが実は淫乱であるとこじつけるなど
 意外性と作品破壊を取り違えた内容が多数見受けられた。
 特にブーム後期は、有名タイトルをむさぼり尽くしたあげく、マニア向け作品や出たばかりの新作を扱おうとするも
 底の浅い考察がマニアに受け入れられるはずもなく、必然的にブームは収束していった。
 90年代末になりフットワーク出版から、キャラの心理分析を主軸にすえた「○○心理分析書」「□□完全解析書」等
 新たな謎本のシリーズが出版されているが、本当に原作を読んだのか疑いたくなるような内容の薄さは変わらない。
 同シリーズが、古典的名作には目もくれず最新ブームのみを追っているところを見ると、やはり想定読者は
 最初の謎本ブームを知らない若い世代であると思われる。
 なお、これらの作品では基本的に元作品を直接引用することは避け、シルエットや模写にとどめられる。
 この状況に一石を投じたのが、「脱ゴーマニズム宣言(上杉聰/東方出版)」であったが
 作品の性質(思想問題であること、同書が元作品の批判をテーマにしていること)上
 感情的な思想批判の色が強く、漫画の引用と著作権の問題として純粋に論じられることが少ないのは残念なことだ。
 
 【なかったことにしてください】
  チャンピオン「樹海少年ZOO1」において使用された、少年漫画史上最高のおわびコメント。
 作者:漫$画太郎はそれまで単行本一冊分以上におよぶストーリー進行
をこのセリフ一つで全てチャラにし、次ページから何事もなかったように別の話を書き始めるという離れ業を成し遂げた。
  この事実は多くのチャンピオン読者の驚嘆、および喝采を浴び、以降
作者が何をやっても許される存在であることを印象つけると共に、
チャンピオン編集部チェックがまったくの「ザルである」事実を世間に公表した瞬間でもあった。
 
 【中の人】
 吉田戦車の「感染るんです」(全五巻)が元ネタ。
 実況板で、戦隊物やぬいぐるみが出たとき、
 「○○の中の人も大変だな。」などのレスがついた時に発言されていたものが
 漫画板まで波及してきたものと思われる。
 苦労人や、必死になってる人間に対して
 「○○の中の人も大変だな」と高みの見物の心境で使う。
 今では使い方の幅が広がり、
 文脈に関係なく使われることも多い。
 また「○○の中の人も大変だな」というレスがあったとき
 「中の人などいない」とレスするのが定石。
 
 【泣くようぐいす】  
 幕張の作者木多康昭がマガジンに移籍して描いたギャグ野球漫画全7巻
 甲子園優勝投手蘇我の彼女にたかられて捨てられた千石うぐいすが野球で
 蘇我に勝つ事で二人を見返しあわよくばよりを戻そうと企む。
 ギャグはそれなりだったが野球部分が稚拙な画力と打順を飛ばす
 ザトペック投法の解説が民明書房レベルなどしょぼい内容だったため
 予選開始前に打ち切られる。
 
 【ナチス】(なちす)
 永遠の悪役。
 国家社会主義ドイツ労働者党(Nationalsozialistische Deutsche Arbeiterpartei)
 の俗称。正式な略称はNSDAP。
 ナチスとは、Nationalsozialist(国家社会主義者)の
 略称であるNAZIに複数形のSをつけたものらしい。
 悪の秘密結社の筆頭。一般人にも知名度は高い。
 漫画の中では、世界征服を企み、人造人間を作ったり古代遺跡を調査したりしている。
 ふざけるなと言いたいが、ヒトラーがオカルトにハマってたのはマジらしい。
 大丈夫かドイツ人。 
 現代を舞台にしたマンガでも、その残党が世界征服に向けて
 ますます意味不明な活動を展開中。「コブラ」に至っては宇宙に進出。
 そのキチガイ振りはとどまるところを知らない。
 しかしジャンプ漫画では「キン肉マン」では明らかにナチがモチーフの
ドイツ超人ブロッケンジュニアが正義超人で
 「ジョジョの奇妙な冒険」の第二部では「我がナチスの科学力は世界一ぃぃぃぃぃ!」の名言で知られるナチス軍人シュトロハイム少佐が
主人公の仲間だったりと案外イイ目を見ている。
 同様のものに「KGB」「旧帝国陸軍」等がある。
 
 【ナチスの科学は世界一ィィィィ!!】  
 栄光のナチス少佐ルドル・フォン・シュトロハイムの言葉で、おそらく『ジョジョ』中の
 最も有名かつ人口に膾炙した名台詞。異様な迫力があり、よくパロディにされる。
 シュトロハイムは作中で二回ほど吐いており、正確に前後まで引用すると以下の通り。
 (六巻、スピードワゴンからサンタナの情報を得るため自白剤を投与しようとする場面)
 「だが我がドイツの医学薬学は世界一ィィィ!
  できんことはないイイィ――――ッ!!」
 (九巻、小屋の中に侵入して襲い掛かってきたカーズの手をつねり引きちぎった場面)
 「ブァカ者がァアアアア ナチスの科学は世界一チイイイイ!!
  サンタナのパワーを基準にイイイイイイイ…
  このシュトロハイムの腕の力は作られておるのだアアアア!!」
 確かに、戦時中にサイボーグ技術を実用化し、
紫外線照射装置まで組み込むナチスの科学力は恐るべきものがある。
 
 【ナックルボール】  
 「ストレートのスピードはいくとこまでいった、変化球も一通り出した、新キャラを出したい、
  かといってこれ以上ボールのスピードは上げれない、でもインパクトは出したい……………」
 そんな野球漫画家の悩みを吹っ飛ばすのがこの魔球。物語中盤以降に登場することが多い。
 ナックルの定義は漫画によってまちまちだが「ボールが揺れて落ちる」が成立すれば
 一応ナックルということになっている。
 しかしその凄さとは裏腹に試合中に攻略されることが少なくなく、ナックルボーラーは大抵
 一発屋で終わってしまう場合がよくある。
 また、サッカー漫画使われることもあるが、扱いはあまり変わらない。
 最近ではドリームスの魔球KOBEが記憶に新しいが、あれはもはやナックルの域ではない。
 
 【納豆マヨラーメンも食べてみて】
 ジャンプに居座る老害奇乳腐警漫画ことこち亀の第134巻の作者のコメントのこと。
 内容はこの通り。
 ラーメンが相変わらずブームで、何時間も並んで食べる客がいっぱいいる。
 基本は「同じ味」と言う。
 チェーン店はふえても「同じ味」は守るらしい。
 作る方は、もっとおいしいのを目指し味を変化させると、
 客は「味が変わった。今までの味がよかった」と店を離れるという。
 漫画作りもワンパターン化がいやで、頭を悩まし変えていくと
 「前のがよかった」と読者に言われる。
  基本のラーメンもいいけどさ、悩んで作った「納豆マヨラーメン」も食べて見て?
 やっぱダメ!?
 …と、何故今のこち亀がボロクソに叩かれているのか全く理解していない馬鹿げたコメントを出し、
 スレ住人と昔のこち亀のファンの怒りを買うことになった。
 大体納豆マヨラーメンなんぞ誰が食うか。お前問題の本質を理解してねーだろ。
 一説には秋本ではなく例の馬鹿アシSAGAXが出したコメントではないかと言う説もあるが真偽は不明。
 関連項目:【秋本治】【こち亀】【SagaX】
 
 【ナッ派】  
 2chにおけるナッパの超偏執的熱愛者の総称。
 ドラゴンボールにおける最強の悪役はナッパだということを信念に持ち、日夜ナッパの魅力について語り続ける。
 一応公式の解説書であるドラゴンボール大全集に掲載されたナッパの戦闘力は4000なのであるが、
 ナッパの戦闘力が4000より高いことを主張することが、ナッ派の重要な活動の一つとなっている。
 よく浮上するナッパ戦闘力説には、7800説、4800説、6000説などがある。
 ※関連スレ
  【愛されて】ドラゴンボールで最強はナッパ4【3000レス】
  http://comic.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1045412292/
  【クンッ】真のナッパ戦闘力 Part2【カパッ】
  http://comic.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1045419211/
 
 【夏目房之助】  
 漫画家にして漫画研究家。
 表現技法や線描写に注目した漫画評論が印象的。
 2ちゃんに降臨した時期があり、住民と雑談・漫画議論を交わしたこともあった。 
 
 【夏休み】(なつやすみ)
 1 夏の長期休暇。主に学生が享受する。この時期は2ちゃんねる全体に
 ヒマをもてあました厨房が殺到し、板全体が荒らされやすい。冬休みや春休み
 も厨が湧きやすいが、休み期間がもっとも長い夏が一番やっかいだ。
 2 「終わらない夏休み」の略称。チャンピオン系スレやネタスレで多用される。
 虐殺や解剖、陵辱といったダークな展開が始まると「また夏休みですか!」
 と住人たちは(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブルする。もっとも最近は、そうした夏休みっぽい
 展開を喜ぶ香具師も出てきている。2ちゃんねらー! なんと因果な存在かー!
 関連【終わらない夏休み】
 
 【なべチョン】  
  ガソガソのみで連載している渡辺道明という漫画家 
 2ちゃんでは親しみをこめてミッチ~だとかあだなで呼ばれている。
  一度ジャムプへ逝って惨敗したという噂があったが 
 真実がはっきりされていない謎多き漫画家 
 
 【ななか6/17】
 チャンピオン連載の少女漫画。作者は元ジャンプ出身の八神 健。
 それまで濃い、漢臭い、DQNばっか、というイメージだったチャンピオンに彗星の如く現れ
、萌え、ハートフル、そして切ないラブストーリーで勝負し、まったく異色作となる。
 連載当初は「上等の料理にハチミツをぶっかける思想!」と一部で叩かれもしたが、
ラブひなに代表されるハーレムマンガとは一線を画した丁寧なストーリー構成が人気を呼び、
チャンピオンとしては異例の速さでアニメ化の運びとなる。
 なお、本編のヒロインは多重人格の霧里七華であるのだが、
サブヒロイン雨宮ゆり子の薄幸っぷりが読者には大人気。
報われない彼女の効果音は「ガーン!」
 
 【名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!】  
  ひとつ前の(たぶん)の少年漫画板のデフォルトの名無し。ジャンプの柱に 
 たまに書いてある「○○先生の漫画が読めるのはジャンプだけ!」を皮肉った 
 もの。マガジン、チャンピオンなどと比べて後発の少年誌だったジャンプは、 
 有名な漫画家はすでに抑えられていたので、新人を育成するしかなかった。苦 
 労して育てあげた新人に逃げられないように編み出した独特のジャンプの制度 
 が、ジャンプのみに漫画を供給するという専属契約制度。通常、一年契約らし 
 いが、契約期間中は他紙との交渉も禁止するという徹底した内容らしい。は不明。 
 
 【72兆3500億】   
 幽遊白書より、左京の言った『日本の国家予算』の額 
 これを本気にした人は多いはずだ 
 (実際、本当にこれぐらいらしい) 
 
 【761】
 遊戯王スレの54番目スレの761番目のレスで
 おかっぱの名前が3週(2003年9号)以内に判明しなかったら全裸で街を歩くと
 言った発言をしたため、2002年の年末の遊戯王スレの話題になり、
 真の決闘者(デュエリスト)、王(ファラオ)の称号を手に入れた。
 ちなみにおかっぱとは遊戯王過去編の六神官の一人でおかっぱ頭で千年秤を持っている人であり
 その扱いは背景並みの扱いを受けている。
 そして2003年8号についにオカッパの名前がカリムと判明する。
 賭けは761が勝ったが、遊戯王本スレ住人たちは
 神になり損ねたという意見が多く、761の事を口にする者は少なくり、761は姿を消した。
 
 【斜め上を行く】
 出典は「レベルE」(富樫義博)
 クラフト親衛隊長が、彼の保護対象であり宇宙最大の
 性格破綻者である「王子」を評して言ったセリフ
 「あいつの場合に限って 常に最悪のケースを想像しろ。
  奴は必ずその少し斜め上を行く!!」。
 転じて、糞な漫画を描く作者の構想が、
 読者の否定的な予想をさらに超えることを指す。
 例)「来週の橘は××で××な展開になりそうで鬱だ・・・」
   「その程度のクソさなら可愛いもんだ。奴はその斜め上を行く」
 この言葉が使われる背景には、読者の苦渋をなめた経験がある。
 「斜め上を行く」と言われるようになれば、
 その漫画家もいよいよ末期だといえるだろう
 
 【な、なんだって~!!】
 MMRのキバヤシの大胆な推理に対してナワヤ・タナカ・イケダ・トマルが驚いて
 叫ぶ言葉。けして突っ込みを入れているわけではない。
 2chにおいてはキバヤシAAを使ったネタに対して返答としてこのシーンのAAを
 貼るのがお約束である。
 
 【なにわ小吉】(なにわこきち)
 日本漫画界におけるシュール漫画家指折りの一人。
 代表作は「王様はロバ」(今は絶版)
 内容は、ふと思った疑問から話を膨らませたり、人間心理を突いてくる。
 絵は汚いが、彼の特筆すべき点は「落ち」が素晴らしいところ。
 どんな内容でも、ほとんど「落ち」に繋げていく。なお、彼の漫画には
度々女性の裸がでてきており、その点でもファンはいたと言えばいた。 
 
 【涙】(なみだ)
 キャラの感情表現で、効果的に使われれば宝石の輝きになり、垂れ流すと汚い汁にしかならないもの。
 上手い作家は普段涙をめったに使用せず、ここぞというシーンで見せ、
ドラマを効果的に盛り上げるが、感情表現手法の乏しい作家だと勢いを出そうと無駄に泣かせ、
結局価値がなくなってしまう、使いどころが難しい諸刃の剣でもある。 
 またヒロインが流すと、死人さえも蘇らすことのできる治癒能力を持つ 摩訶不思議な液体に変化する。
 ちなみに涙が安っぽいマンガといえば「キャラメル」「ブラックジャックによろしく」
「将太の寿司」「ONE PIECE」だと思うのだがいかがだろうか?
 
 【何をするだァー】  
 正確には「なっ!何をするだァー――――ッ ゆるさんッ!」
 ジョジョの奇妙な冒険第一部の主人公ジョナサン・ジョースターの愛犬ダニーに
 ディオ・ブランドーが膝蹴りを喰らわせた際のジョナサンの台詞。
 雑誌掲載時はただの誤植だと思われていたが、単行本でも直されていない為、
 あれはジョナサンの驚きの大きさを表しているのだと解釈する者もいた。
 第1刷が発行された1987年からこの話題がジョジョファンの間で絶える事は無かったが
 ファントム・ブラッド編と銘打って出された文庫版で「何をするんだァー」に改訂されていた為に
 「この台詞は誤植である」と長年の議論に蹴りが付く事となった。
 
 【ナノマシン】  
 ナノメートル(百万分の一ミリ)程の大きさの小型ロボット。
生物の様な仕組みを持ち、あらかじめプログラムされた単純な動作を行う。
またそれらを制御する技術を「ナノテクノロジー」という。
現在最高水準の技術として研究開発されており、
さまざまな病気・肉体の治療、環境・食料問題の解決等、未来の人間社会を支える技術として期待されている。 
 「スプリガン」や「カウボーイビバップ」などの設定の作り込まれている
 作品の中ではナノマシンは非常に有意義な位置付けにあるのだが、
 名前と用途だけ聞きかじった矢吹氏のような漫画家が漫画に登場させる
とただの「便利な魔法」となる。
 
 【なますてまそ】   
 「霊長類最強伝説ゴリ夫」初代スレの634にて
 2chでは非常に珍しいゴリ夫擁護のレスがなされたが、
 「ゴリ夫=完全なるクソ」が常識、当然の認識となっていた
 スレの住民が、思わず縦読みしたもの
 ゴリ夫スレで長きに渡り流行り続けた
 ちなみに原文は以下の通りである
 
  なんかみんな否定的な意見ばっかりだな・・・。
  まあ、キャラの書き分けが出来ていないのは確かだな。
  すぐに新キャラが使い捨てられるのももったいないと思う。
  て言うか格闘漫画には欠かせない主人公のライバル的存在が未だに出ていないのが何とも・・・。
  まあ、それでも俺は普通に面白いと思うけど。
  そりゃバキや一歩とかと比べたら落ちるけど、ジャンプの某マンガに比べたら・・・。
 
 【ナリ】 
  少年漫画板に発生しては消えていったコテハンの中の一人。ホームページやトリッ 
 プを所有していたが、暇な人がナリのトリップを探し当てて流出し、板じゅうにナリ 
 があふれたことも。語尾に「ナリ」をつけてレスを入れるのが特徴。「なんかむかつ 
 く」という理不尽な理由で叩かれ、いぢめられコテハンとして一時代を築いた。現在の消息は不明。
  追加事項
 突如ジョジョスレにあらわれたコテハン小尾に~ナリ」や
 ヽ(´Д`;)ノなどの顔文字を連用する。
 どうも元ネタはナリが通っていたエロサイトの管理人のまねをしていたらしい
 ヨワーとナリを使い分けてジョジョスレを荒らすがジョジョスレに空気扱い された為に逆ギレをし、
自分のスレを建ててヨワーとナリが同一人物であることを
 明らかにするやいなかナリ祭りがおこり、ナリは少年漫画板の住人全てを敵に回した。
またナリ信者といった特別な存在もいたらしいが詳細は不明。
 また自作自演行為を他の板でもやっており他の板でも非難の荒らしをくらっている。
 またナリの発言はほのぼのパターンが多いがナリの自作自演では過激な発言
 が多数発せられている為、2重人格であるとも推測されている。
 しかし、そんなナリでも2002有名コテハンに名を轟かせているというじつ快挙をなしとげている・・・・が
二度と戻ってこなくてもいいコテハンでもある。 
 
 【成り上がり】
 マイナー誌や青年誌、成年コミックで活躍していた漫画家が
 大手少年誌に連載を持つことを指す。
 最近では福本伸行、杉村麦太(歓喜天)、大暮維人などが記憶に新しい。
 成年誌出身の作家の場合ペンネームを変えていることもある。
 河下水希のように少女誌から転進した人もこれに含めるかどうかは
 議論が待たれるところである。 
 
 【なりきりスレ】(なりきりすれ)
 漫画、アニメ、映画など、虚構世界の人物*1に扮したコテハン*2が、
 名無しの質疑に応答したり、他のキャラハンと漫才をしたりする場所。
 いわゆるどこの板でもひとつは見る、「○○(キャラ名)だけど、何か質問ある?」系のスレ。
 キャラ一人が運営する【個人スレ】と、そのジャンルのキャラ達が複数同居する【総合スレ】がある。
 一時期あまりに乱立したため、隔離板として【キャラネタ板】が誕生。以来他板ではあまり見かけなくなった。
 場を仕切るスレ主*3の存在や、キャラハン(=コテハン)との馴れ合いが必須になるなど、
 2chらしくない部分を多々抱えており、それが原因だからなのか、嫌う者も多い。
 *1 スポーツ選手や芸能人など、現実にいる人間になりきるものもいるが…。
 *2 【キャラハン】と呼ばれる。
 *3 大抵はスレをたてた>1がこれになる。スレのルールブックになる存在。
   総合スレにはいない場合も多い。
 
 【ナリ◆eqNari/uzA 】
 少年漫画板に過去に登場した「ナリ」というコテハンの偽者。
 間違い無く少年漫画板の住人の中で一番嫌われている。
 基本的に物凄い粘着気質で、自分をスターだと思っているフシがあり、
 他人をイライラさせることを最高の喜びとしている最悪のコテハン。
 自作自演の自己擁護を日課としており、よく名前とIDを変え忘れて
 自作自演をするのが特徴。
 ナリ◆eqNari/uzA「僕ってそんなにキモいナリか?(´ω`)
 ナリ◆eqNari/uzA「そんなこと無いよ、俺結構お前の喋る事好きだし」
 ナリ◆eqNari/uzA「ありがとうナリーヽ(´∀`)ノ」
 この書き込みにスレ住人は呆れるのを通り越して哀れになった。
 02年年末、黒猫スレの住人が彼のことを無視していたら、
 叩かれていない=このスレに寄生しても大丈夫
 と脳内変換をして寄生し、住人の頭を悩ませている。 
 
 【NARUTO】(なると)
 現在ジャンプで連載中の人気忍者漫画。アニメ化にもなり(放送している)
  乗りに乗っている漫画である。
  主人公うずまきなるとは里の頭「火影」を目指す為様々な試練を乗り越える 物語である。
主人公の体の中には狐の霊がすんでおりこの狐は 
 何十年か前に4代目火影が生まれたなるとに封印したが代償に
4代目は他界した(4代目はナルトの父親説浮上)
  そのおかげで、里のみんなには嫌われてしまった。が彼の担任が 
 彼の事を気遣い、助けナルトは忍者学校を卒業した。 
 今は狐の力を使えるようになり強くなっている。 
 絵は美味いが戦闘の時の技がへたれなのがだめ  
 
 【南国少年パプワくん】(なんごくしょうねんぱぷわくん)
 柴田亜美の連載本格デビュー作品。
 少年ガンガン誌上にて平成3年4月号~平成7年6月号まで連載された。全7巻。
 同作品のアニメは、最高視聴率14%をはじき出したという人気作。
 世界最強の殺し屋集団出身の変な拳法を使う筋骨隆々の男たちが不条理な生物で満たされた島
 パプワ島に辿り着き、敵対しながら必死の生活を送っていくうちに友情が芽生えるという
 ギャグの中にも感動が、感動の中にもギャグがある変なギャグ漫画。
 作者のさぶ愛好主義が反映してか、素人目に見てもホモ臭いキャラが多いのも大きな特徴。
 伏線を消化し綺麗に完結した本作品だが
 幾年のブランクを経て月刊少年ガンガンにてPAPUWA」と名前も変えた続編がスタート。
 関連項目:【柴田亜美】
 
 【ナンバー10】   
 その名の通り10週で打ち切られたキユ漫画。
  内容、巻末コメントともに終わったため消化不良。 
 ロケットで~の足元にも及ばない評価だった 。
 
 【ナンバーマン】
 キリ番やゾロ目をゲットしたがるコテハン、たまにミスる。漫画板全般に出てくる。 
 毎回「○○○ゲット!これが私の本当の実力なのです」などと語る。
 月天スレでは「220ゲット」のレスがすっかりループの一部と化している。 
 ゴリ夫スレにてループの構成に必要な"135"をとってしまい
 住人たちの手で大規模な虐殺を受ける。
 その後は何度となく、ループ構成レス番号135と420を巡って競争となる。
 ただし、ゴリ夫スレ住人もただ敵視はせず、好敵手として認めているようである。
 またソドブレスレでうっかり950をゲットしてしまい次スレを立て
 住人を驚かせた
 
    ./二二二二\
  .//■□■■\\     ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | |□■■■□■| |     | 
  | |□□■□■□| |     | 
  .\\□■□□//.m n   | 
    .| | 〇 〇 | | | ̄ ̄| < 
    .. ̄| ̄ ̄ ̄| ̄  |   |  .\_______________
       ̄| ̄| ̄   | ̄ ̄|
 
 ニ
 
 【肉厨】  
   歴代スレに現れたキン肉マンに異常なほどに執着する厨のこと。
   世代局地的なヒットであったキン肉マンを、さも地球規模でヒット作であると考え 
 同意を求める姿は、哀れかつウザったい 
 作品の連載時期からして、相当の年配であると予測されるが 
 それをまったく感じさせない。「大人になんかならないぞ!」という強い意志から厨の名を冠された。 
 類似語に【亀厨】【ドラゴンボーイ】などがある。
 肉厨の吐いた伝説の名ゼリフ 
 「それでもそれでも肉はすごいんだアアアア、肉はあの頃すごかったんだよオオオ 
  黄金期言い言いいい キン消しイイイイイイイイ!!!!!!」 
 「ワンピに肉が負けましたーーー 
  だってワンピの時代はコミックバブルかぶってたんですよーーー 
  かんべんしてくださいよーーーーー。」 
  ↑に対するツッコミ。 
  「バ  カ  じ  ゃ  ね  ー  の  !  !  !」  
 
 【虹色ラーメン】(にじいろらーめん)
 チャンピオン連載のラーメンマンガ。作者は馬場民雄。
 高校生になるまでラーメンを知らなかった主人公:榊太陽があるきっかけでラーメンを食べ、
その美味さに感動し、以降ラーメン作りにはまっていくという少年漫画らしいお約束展開なグルメ漫画。
 内容も絵柄も地味でお約束な印象ながら2ちゃんのチャンピオン読者の人気は高い。
本誌でも時折巻頭、表紙カラーを受け持つなど派手さはないが安定感があって面白い、
 まさにラーメン与田(主人公が働いている店)の醤油ラーメンを彷彿させる良作。
 また作品の魅力を語るに際してヒロイン役である原田ひかりを外せないであろう。
メイド服でこ汚いラーメン屋の店員をするというインパクトもさることながら、
 単行本2巻で見せた「もっと(あ~ん)」と太陽にラーメンをおねだりするシーンでスレ住人が狂喜、
それまで普通だった虹色ラーメン板が一気に萌えスレ化したという、恐るべき破壊力を持つキャラである。
ただ最近は作者のネタに対する行き詰まりからか、バレーを踊りながら麺を打ったり、
空中で回転しながら麺を斬り入れるキャラが登場したりとキワモノ系の色合いが濃くなってきている・・・なんか不安だ。
 
 【西川魯介】(にしかわろすけ)
 今は亡き少年キャプテン出身の漫画家。SF・ナチスドイツ・クトゥルフ神話・眼鏡っ娘・ショタ等
 偏った知識に関するネタをちりばめた衒学的コメディを作風とする。
初連載「屈折リーベ」は眼鏡っ娘萌えの
諸兄必読である。しかし、その作風が災いしたか次の連載「おてつき☆おちゃっぴい!」において
 作中に部落差別に関する表現があったとしてキャプテン休刊の引き金を引いた戦犯に祭り上げられる。
 (これに関しては、キャプテン休刊は秒読みに入っており、西川氏は体よく口実に使われただけとの意見もあり)
 その後、ワニマガジン社、白泉社などで活動(前述の『屈折リーベ』単行本も白泉社から刊行)し
 現在はヤングアニマル増刊嵐「野蛮の園」少年エース「なつめヴルダラーク!」を連載。 
  
 【二次元空間】(にじげんくうかん)
 空間を構成する要素が二つで作られる空間を指す。
 平面の世界は縦と横の要素だけで構成されることから転じて、
 紙の上で再現される漫画のことをこう呼ぶことがある。
 多くは略され二次元と呼ばれる。
 現実世界は三つの要素(縦・横・高さ)
 で作られた三次元空間で有る。
 更に時間の概念を取り入れ、
 四次元時空と呼ばれることも有る。
 ※二次元だと、二次元時空も有ると言って
  反論する香具師もいるが、そういう香具師には
  「そんな事に拘って何の意味が有る。」と小一時間ほど(ry
 近年では現実世界の住人よりも
 二次元世界の住人を愛する人間が
 現れるという怪現象が確認されている。
 誰かキバヤシに調査させてくれ。
 特に有明のオーパーツっぽい施設の辺り。 
 
 【21世紀のコミック作家の著作権を考える会】
 2001年5月に「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」が、「ブックオフ」
 「ブックマーケット」に代表される新古書店でのコミック売買に反対するアピールを各雑誌に掲載。
 古書店の売買では作家に印税が入らないため、特に漫画が売買される度合いが
 大きい新古書店に危機感を持っているようだ。
 また新刊書店で万引き→新古書店で販売という流れが問題に拍車をかけている。
 また新古書店のみならず漫画喫茶も批判の対象になっている。
 これは日本では伝統的な業態である古本屋・貸本屋に配慮して
 現行の著作権法では書籍に対しては権利が色々制限されているためである。
 2ちゃんねるでは主に『だったら売れる漫画描け』というような反発的な意見しか出ていない。
 また木多康昭がここに賛同者として名を連ねており叩かれた。 
 「お前ら単行本10冊買え!そして燃やせ!!古本屋には売るな!!」
 という言葉を残したが漫☆画太郎は、実は賛同者には名前がない。
 関連【古本屋】
 
 【20億円カップル】   
 冨樫義博と武内直子が結婚した時、億万長者の漫画家同士のカップルということで、こんなことが言われた。
  ハンター1巻に竹内直子のイラストが載るなど、以前から「伏線」はあったようである。
  冨樫の休載は家族サービスの面もあり、二人の最初の子供が流産したことを 
 考えると軽い気持ちで責めてはいけないと個人的に思う。 
 
 【2003年1月8日、安西信行始動】
 パクリ四天王の一角を担う安西が、2003年の1月8日より新連載「MAR~メル~」をサンデーにて始める事。
かつて安西は「幽☆遊☆白書」を露骨にパクった「烈火の炎(通称劣化の炎)」で
 ヒットを飛ばしサンデーの看板だったので、連載する一ヶ月も前から小学館に過剰にプッシュされている。
 その宣伝ページはサンデー誌内に唐突に掲載されており、お気に入りの漫画を読み終わった後にその
 ページが直後にあると「感動が安西のせいで台無しになった」と罵られる。
 またその宣伝ページはわずか一ページなのにパクリ臭、糞臭を漂わせる。
 連載が始まれば、「旋風の橘」に次ぐ糞漫画になる事は容易に想像できる。
 
 【2ちゃん効果】  
 2ちゃんのおかげでタダのクソマンガでも楽しく読める場合もある、これは評価すべき点だ 
 本編より遥かに面白いスレッド見てると味のキツ過ぎる調味料とも言える、モトの味など誰も気にしない。 
 利用価値のない物を見直すスキルはまさに秀逸だと思う
  古の茶人は凡庸な茶器を一言で逸品に生まれ変わらせることができた、これを”見立て”と言う 
 江戸の庶民文化歌舞伎は毎回同じストーリにもかかわらず演出を変え登場人物を見直し 
 観客もそのお約束を受け入れ楽しんだこれを”粋”と言った。
  2ちゃん批評は時代を超えて受け継がれる日本人の根底に根ざす何かを原動力に動いてるようにも見える。
  むろん罵り・罵倒・やっかみ・マイノリティである事実は変わらないが変えるつもりもないだろう 
 正統な文化人の系譜からは外れるが先人達の後を受け継ぐまさに現代の鬼っ子である。
  
 【2ちゃん三大ネタ漫画】
 『バキ』『ジョジョ』『カイジ』のこと。
 どの作品も、異常に絵柄が濃く、異常にキャラが濃く、異常に台詞が濃いのが特徴。
 その為やたらめったらネタにされ、大量のAAが氾濫、台詞改変スレが乱立している。
 その勢いは漫画系板だけにとどまらず、喫煙板、身体・健康板、就職板等、何の関係もない板
 にまで出張しているのが見受けられる。
 三作品とも長期連載の人気漫画だが、全盛時にくらべ些かトーンダウンしているような気が
 しないでもない。が・・・まだまだネタを提供してくれそうである。
 
 【2ちゃんフィルター】 
 2ちゃんねらーは、世間のあらゆる意見をほぼ無視し、独自の意見を展開する。 
 これを俗に【2ちゃんフィルターを通す】という。 
 例えばヒカルの碁の場合、世間では『囲碁界に新風を巻き起こした名作』だが、 
 このフィルターを通すと『やおい展開の集大成・新約同人聖書』へと早変わりする。 
 逆に、KYOやゴリ夫等をフィルターに通すと、極上の面白マンガへと転生を遂げる。 
 要するに、(良かれ悪かれ)話のタネを見逃さない2ちゃんねらーの魂を具象化した物、 
 それが【2ちゃんフィルター】と言える。なお、この事は他の全ての板で言えるはず。 
 
 【2ちゃんねらーに好かれる漫画の条件】
 基本的に2ちゃんねらーに好かれる漫画の条件として
 ・主人公、ストーリーが電波
 ・DQNの美化
 ・パクリ
 ・劇中での2ch語の使用
 ・レイープ描写
 ・作者がDQN、または電波
 ・あからさまに同人狙いな作品
 ・ダメハーレムモノ
 ・老害
 ・絵がヘタ、構図が悪い
 ・展開がワンパターン
 ・作者の題材に関する知識が不足している(特にスポーツ物)
 ・作者の前作がかなり不評
 ・大して面白くもないにもかかわらず売れている
 があり、これらの条件が当てはまる漫画は基本的に受けが良く叩きの対象にされる。
 (例:【旋風の橘】、【RAVE】、【ドカベンプロ野球編】、【基地亀】)
 が、レイープ描写があっても【狂四郎2030】のようにアンチがほとんどつかずに支持されている作品もあり、
 漫画としての出来がいいか逆に突き抜けてネタ漫画として楽しめれば支持されるようである。
 パクリや無意味なレイープに拒否反応を示す2ちゃんねらーの価値観は意外とまともなようだ。
 なお、マガジンに上記の条件があてはまる作品がやたらと多いのは気のせいだろう。多分。
 
 【2ちゃんねる的批評】  
 ある漫画を世間一般の風評に流されず、2ちゃんねらー独自のシニカルな視点から 
 見つめ直し、その漫画の本質を問い直す批評。
  ・・・・・と、書けば聞こえは良いが、実際はマイノリティの奇特な論調である。 
 勿論、マイノリティにも真理はあるが、2ちゃんねらーのそれの場合、8割方 
 「言い掛かり」「嫌がらせ」がほとんどである。例えば「ヒカルの碁」の世間評は 
 <囲碁を若年層に普及させた少年漫画の良作> であろうが、2ちゃんねらー評は 
 <同人オタ製造漫画><ヤオイの巣>である。一部分のみ正しいが、その部分のみ主張し 
 そこを集中して攻撃する2ちゃんねらーも多い。
  共産党みたいだ。 
 
 【2ちゃんねる漫画用語辞典】
 スレッド開始直後理不尽なコピペ荒らしで荒れ放題のスレッドと化したが
 こういうスレッドは“放っておけば必ず伸びる”ものであるためしばらくして正常にのびはじめる。
 だがそれと平行して1が自作自演と必死のネタ投稿を行っていたため
 1は自分の力こそがこの歴史に残る名スレッドを育てたと勘違いしてしまい
 固定ハンドルをなのり自己主張をはじめたためもっと悪質に荒れはじめる。
 良質なネタが次々と寄せられるのと同時進行で粘着質な応酬がくりひろげられ
 「これさえなければ名スレなんだがこればっかりじゃないか」状態におちいる。
 パート2では同じ過ちは犯さないと誓ったはずだ!
 
 【ニツルギ】 
 じゃんぷるの某企画に登場し続けるキャラの一。
   トレードマークはリーゼント。トランプ片手に、今日も彼は異世界を行く。 
 たかしくんとは旧知の仲。次回は意表を突き、美形キャラとして登場予定。 
 ポーカーがめっちゃ強い。 
 
 【二番煎じ】(にばんせんじ)
 アンチの常套句。
 なお、大概の創作ネタは三度目に使われてからはジャンルとして確立されるので
 三番煎じという言葉はあまり使われない。
 業界発展のためあえて汚名を被る世の二番煎じ作家に乾杯。
 ただしこの話は作品のジャンルであって黒猫やRAVEのようなパクりには適用されない。
 
 【ニャー】(にゃー)
 週刊少年チャンピオンに連載されている「無敵看板娘」の脇役。
 本名は西山勘九郎。大卒のプー太郎。
 少年時代に鬼丸美輝にイジめられたのを根に持っており、
 彼女に会うといつも果し合いを求めてくる。
 だが、強さは圧倒的に美輝の方が上。
 ニャー本人の強さは山手線、対する美輝は新幹線。ぶつかったら
 どっちがやられるかは、一目瞭然だろう。
 毎回お約束のようにブッ飛ばされ、腕や足をブチ壊されることも珍しくない。
 父親のいない幼女のため、運動会でがんばったり
 ギックリ腰に倒れた八百屋の太田のお見舞いをしたり
 子供もウソのため、ロボットのキャラを貫き通したりと
 男らしいいい面もあるのだが…
 
 【にわのまこと】
 ジャンプ黄金時代の中堅を担った作家。公式サイトは 
ttp://www.niwanomakoto.com/
 プロレスギャグ漫画『THE MOMOTAROH』が小ヒットし、以後サッカーギャグ漫画『リベロの武田』
 総合格闘漫画『陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!』等も単行本10巻前後のヒットを飛ばす。
 しかしながら、その次の『Base Boys』が短期打ち切りとなりコミックバンチに移行。
 だがそこで連載された『ターキージャンキー』も人気低迷により打ち切りとなってしまう。
 その後は成年誌でかつてジャンプで打ち切られた『BOMBER GIRL!』の成年向けVerの
 『BOMBER GIRL CRUSH!』を不定期連載したり、同人にて『真島クンVSTHE MOMOTAROH』を
 描いたりと、何だかんだで元気に活動している。
 ちなみに元アシスタントに『ヒカルの碁』の小畑健がいる。
 2ちゃんでは懐漫板にひっそりモモスレ(現在は真島スレ)が立ち、
 ファンが細々暮らしている。週漫板にも数名潜伏しているようだ。
 なぜか漫画家信者スレで集団自決したり泣き顔文字を多用する(つдT)←コレ
 現在、モモタロウの続編は商業でも執筆中。
 ボンバーガールもあるので「続編漫画家」という
 あまり嬉しくない称号を得ていそうな氏である。
 
 【人気投票】  
 ある程度漫画が継続して続くとコレがはじまり、ひとまず安泰となる。
 第一回目では当然のように主人公が一位をとるが、二回目からは登場回数の多い
 二枚目キャラに一位を取られ3、4位あたりですがすがしい負け惜しみを言うのが定番。
 最近は第一回でも一位の座が危うかったりする。
 折角一票投票するのに主人公ではベタすぎるか、などの心理がはたらいたり、
 投票するほどのコアなファンはキャラクター大好きな奴だったりすることが原因だと思われる。
 一時期「何巻何ページ何コマ目の右端歩いている一般人」などのネタがおくられたためか、
 編集部が名前のないキャラもすべて抜き出して番号投票にするなど無駄
な苦労を背負い込むこととなった。
 補足
 因みに第一回の時点で美形の脇役に一位を持っていかれると
 その漫画の本スレで「同人女御用達マンガ」とばかりに叩かれまくる事多し。
 ボーボボのそれでドンパッチがダントツの一位を取ったのはさすがに例外だろうけど。
 
 【人気桃太郎】
 自称岡山出身の高校3年生
 俺が楽しければいい、俺が一番面白い、お前らに教えてやってるなど自己中心的な性格である。
 どんなレスにでも食いつく姿勢と空気の読めなさ、態度のデカさで
 非常にうざがられた。群れるのは嫌いだが雑談はしたいらしい。
 会話が成り立たないことが多く、自身の発言も怪しい。
 少年漫画板どころか、2ch史上稀に見る電波である。
 からくりスレでデビューしようとしたが、まじめで入りづらいという理由で黒猫スレにやってきた。
 黒猫スレに異様なまでに固執したために、同作品スレは全て荒らされ、
 他板への避難を余儀なくされたが、結局他板にまで追いかけてきた
 黒猫関連スレ無き後は「重複」「板違い」「雑談」などという理由でバレンタインスレなどを荒らし、
 その後初心者質問雑談スレを経て月天スレに居ついた。
 月天スレでは自分のレスをループさせることを強要したが本人以外誰もループさせなかった。
 最後には初心者スレで削除人からアク禁直前だと告げられ引退宣言し少年漫画板を去った。
 少年漫画板に削除人が降臨した珍しい例でもある。
 喋れば喋るほどボロが出るため、最終的には彼の発言(自慢)のほぼ全てが
 脳内設定であることが専門の知識を持った人から明らかになった。
 
 【忍空】(にんくう)
 作者桐山 光侍。ジャンプ黄金期の1993年~1995年に連載されていた。
 全80話。ジャンプ三大原則を満たした内容で多くの支持者を得ていた。
 連載期間は2年強だったが、94年の31号から50号にかけて、
 また95年の15号から24号にかけても長期休載を経験しており、翌25号からの
 連載再開からわずか13話で連載終了(?)となった。
 アニメ化されていて、なかなか出来が良くOPやED曲もわりと好評。
 
 ヌ
 
  【ヌハ】 (ぬは)
 バガボンドの主人公、宮本武蔵の親友の本位田又八のこと。
 手書きで「又八ー」と言っているシーンの文字がどう見ても「ヌハー」
 と叫んでいるようにしか見えないので、こう呼ばれることになった。
 作中の彼のヘタレ臭さと相俟って、まさに又八に相応しいあだ名だと言われている
 
 ネ
 
 【ネーム】
 漫画の構図など(絵やセリフ)を書きだした物。絵は下書きみたいな感じ。 
 それによってページ数のオーバーや構図ミスなどをしないようにしている。
 H×Hがこの状態でジャンプに何回か載っていた事がある。
 無論、コミックスで修正されている。
 また、ネームにはフキダシの中の文章という意味もある。
 どちらの意味で使われているかは、文脈で判断するしかない。
 『HXHがネームの状態で載った』と書いてあるからといって、
 フキダシしか載っていないと勘違いしてはいけない。
 
 【猫じゃらしの法則】   
 筋肉万で唯一といっていいほど客観的説得性のある生物学 
 猫じゃらしを手でもむと手の中を上っていくことを応用してラーメンマンふんするモンゴルマンが使った技 
 が、普通の髪質なら不可能な技である 
 
 【ねじ式】
 1968年にマニア向け漫画誌「ガロ」に掲載された、つげ義春の代表作。
 いろんな意味で漫画史にその名を残した、不朽の名作にして迷作である。
 主人公は海でメメクラゲに噛まれて血が出るが、町には眼医者しかない。
 子供が運転手の汽車に乗って隣町まで行くが元の町に戻ってくる。
 産婦人科で手術(シリツ)してもらい、組み込んだねじのおかげで今度は
 ねじを締めると血が回らなくなり痺れてしまう………
 というのがあらすじ。これだけ読むとなんのことやら分からないだろうが、
 こんな話なんだから仕方ない。なにせ、元になっているのは作者の見た夢だ。
 厨房(特にリア厨工)がほとんどの少年漫画板住人にとっては
 「ボーボボみたいで、どこで笑えばいいか分からない」かもしれないが、
 発表当時はその不条理について、真剣かつ文学的な論議がなされてきた
 (中には、作品を持ち上げるあまり信者化したものまでいた)。 そのためか、今現在も
 懐かし漫画板と少年漫画板とで、作品の捉え方についてかなりの温度差が出ている。
 とりあえずネタスレの住人なら「医者はどこだ」「ポッキン 金太郎」「メメクラゲ」
 あたりは 基礎教養として覚えておこう。効果的に使えば「よく知ってるなぁ」と感心されるかも。
 ちなみに「メメクラゲ」は「××クラゲ」を誤植したため生まれたもの。
 ひょっこりひょうたん島の「ハタハッハ」と並ぶ、誤植史に残る迷作である。
 関連【誤植】
 
 【ネズミーマウス】 (ねずみーまうす)
 作者不明。
 国内の様々な漫画に登場。
 ディズニーは非常に著作権に厳しく、子供の描いた悪戯書きのミッキーマウスに
 訴訟を起こすほどの会社なので、漫画の中でミッキーを登場させたいときに
 姿・名前を変えて偽者を登場させることがあり、その偽者の一般的な名称。
 例えばマガジンの漫画の中にジャンプの漫画のオマージュがあったとしても
 少しくらいなら集英社はジョークとして許してくれるが、ディズニーはまず容赦無しなので
 わざと原型を留めたまま姿や名前を変えてあると言うわけである。 漫画内で
 「ネズミーマウスを越える人気!」
 と言う言葉を見たら、ミッキーマウスを越える人気!と書いてあると思って良い。 
 「勝手に改蔵」(久米田康治)では、しばしばネタにされ
 劇中作者が「あのアメリカねずみ描いたら、怒られるんだろうな~
 お金いっぱい取られるんだろな~。連載打ち切られるんだろな~。
 ああでも描きて~!!」といったり。また、ヒロインが床屋の看板に
 アメリカねずみ(モザイク入り)描いてしまったために、黒服の
 男たちがやってきて高額の使用料を請求するなどで、当の床屋は
 夜逃げしてしまうという著作権を逆に利用したネタがある。
 この漫画の主人公いわく「今あなたの周りにキ○グダムハーツの
 同人誌作ろうとしている人はトラブルメーカーですよ」という始末。
 
 【ネタバレ】(ねたばれ)
 (1)漫画の先の展開が、漫画の中だけでバレてしまうこと。
 伏線が露骨だったり台詞回しが先を意識しすぎたりするとこの現象が起こる。
 (2)次の号の漫画の内容を正式発売日前にその漫画のネタバレスレ、もしくは本スレに書き込む事。
 先にネタバレだとしっかり断っておかないと誤って見てしまう誤爆者が出る。
 展開を自分で知りたいような内容の漫画のスレではこの行為は叩きの対象になり、
 スレによってはローカルルールでネタバレの解禁日が定められていることもある。(例:一歩、ジョジョ)
 しかし、ネタにされるマンガのスレではネタが一刻も早く欲しいのでネタバレは全面肯定される。(例:黒猫)
 サンデーで連載されていた2002年度最糞漫画「橘」スレは、当初はネタバレokだったのだが、
 想像を上回るあまりにハチャメチャな糞っぷりに、逆にネタバレ不可となってしまった珍しいスレッドだった。
 
 【ネタバレ厨】  
  ネタバレスレッドで仕入れた情報を、
 雑誌の発売前に本スレでする厨房の事。 
 スレ住人には嫌われる事が多い。 
 
 【ネタ漫画】
 1.
 少年漫画板では普通の意味での人気はないがネタ要素の宝庫のため、
 GENKAITOPPAを経るなどした末にネタにされる漫画。
 その漫画を知っていてもスレを知らないと理解しにくいネタが多い。
 少年漫画板ではネタ漫画と言うとこれを指すことが多い。
 大吉、ゴリ夫、KYOなどが代表的。
 関連項目:【GENKAITOPPA】
 2.
 凄まじく特徴的なためネタにされやすい漫画。
 他板へも多く進出し、漫画系以外の板ではネタ漫画と言うとこれを指すことが多い。
 特にジョジョ・カイジ・バキ・あずまんがは2ch定番スレの地位を確立している。
 3.
 アンチの多い漫画。
 ネタにすることよりも叩くことがメインのため、
 アンチでないと理解できないどころか不愉快になるネタが大半を占める。
 こち亀、黒猫などが代表的。
 4.
 ドラえもん、サザエさん、DBなど、知名度が高いためネタにされやすい漫画。
 漫画全般には詳しくない人でも知っていることが多いので他板でも普通にネタにされる。
 
 【熱血江湖】   
 マンガにおいて盗作という模倣の方法を活かした韓国漫画。 
 
 【熱血漫画家】
 漫画作品に《熱い》という、人間の感覚のひとつを強烈に持ち込むのを是とする作家。
 これに感化された読者は、つい読後に感情が暴走して《燃えて》しまう。
 理不尽だろうが非現実だろうが、読者に妙な納得感と無意味にたぎる血を与えたら作者の勝ち。
 主な漫画家は島本和彦・曽田正人・藤田和日郎・一本木蛮・藤枝賢一・西川秀明等。
 島本は本名が『漫画の神』と同じなのでペンネームに代えたという噂がある。
 ちなみに熱血漫画家同士は引き合うものがあるらしく、個人的に仲がよいようだ。
 島本の代表作【燃えよペン】コミックス内に封入された『熱血漫画家十訓』ポスターを、
 作業机の前に貼って心の励みとしたプロ・アマ作家も多い。文庫版あり。復古版も発売予定。
 ⇒熱血漫画家十訓
 一・命がけで描け
 一・限界を超えて描け
 一・夢を見て描け
 一・自信をもって描け
 一・思い切り描け
 一・喰うのを忘れて描け
 一・よく寝てから描け
 一・明日も描け
 一・最後まで描け
 一・失敗したら 新しいのを描け
 
 【ネットバム】(ねっとばむ)
 2ちゃんねる&微アングラ情報雑誌
 この雑誌によれば少年漫画板は2ちゃん一厨房の多い板だそうである
 納得するも憤慨するも貴殿の自由・・・・
 http://www.netbum.jp/
 
 【ネナベ】  
 一般にはネットナンパを防ぐ目的で性別詐称することがほとんどだが
 2ch、特に少年漫画板では自分が女(とりわけ同人女)であることがばれると
 発言が軽んじられやすいためだけに男の振りをして書き込む女を指す。
 しかし熱くなると隠し切れなくなることも多く、口調ですぐバレてしまう。
「漏れ」「~でしょ」「~じゃん」などが代表例とされる
 あとやたら顔文字やら2ch語を使う 
 
 【年収】(ねんしゅう)
 信者がアンチに貶された時、よく持ち出してくるもの。
 「○○は年収××だから勝ち組で、それを叩いてるお前等は所詮負け組」
 という感じのものだが、はっきりいって筋違いである。
 作品そのものの魅力について全く触れていないのがポイント
 
 ノ
 
 【能力自慢】(のうりょくじまん)
 能力者自身が自分の能力を敵に自慢すること。よほど相手に能力を自慢したいのか
 頼んでもいないのに能力の特性を教えてしまう。そのせいで、負けることもしばしば。
 作者は読者に能力を分かりやすく説明するための方法として自慢させていると思われるが、
 現実では、そんなことまずあり得ない。(敵軍に自軍の兵器について教えるだろうか?)
 相手にしてみれば未知の能力だから手こずっていたんであって、それを教えるとは
 なんとも馬鹿である。皆さんも敵が能力について話しだしたら聞いてあげましょう。
 
 【能力バトル】  
 個々に異なる、強力だが単純で限定的な超常的な能力を持った登場人物達が
 その能力を駆使して闘いを繰り広げるジャンル。
 相手の能力をうち破るための知的勝負の側面が面白さのキモだろう。
 強さの方向が単一で上昇あるのみという通常のバトル漫画と比べて
 能力の要素が多方面に渡るためインフレを防ぐ効果もある。
 『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部から登場したスタンドが始まりとされる。
 亜流は植木の法則、金色のガッシュなど。
 ロマンサーもそれっぽい要素はあったが、作者がバトルに
 突入させるのを避けていたためか、短命に終わった。
 
 【野口賢】(のぐちたかし) 
 92年に”柳生烈風剣連也”を連載開始するも、9週打ち切りとなる
 次の作品、”竜童のシグ”(全12話)は連載時、
 中ボスとの戦闘、ラスボスとの戦闘がすっ飛ばされており、読者を戸惑わせた。
 飛ばされた分は単行本で補完されている。
 さらにこの作品には”豪鬼”というキャラが出てくるのだが、
 連載の前年に発売された格闘ゲームに登場する同名のキャラと激しく類似ている
 WJ暗黒期、編集側はマガジンテイストを取り込もうと
 次回作のスペースオペラの構想を練っていた作者に
 ”BE TAKUTO”(全20話)を連載させるが
 空手漫画をやりたいのかバイク漫画がやりたいのか、さっぱり分からない代物になった
 その後青年誌に回されスーパージャンプで”大空港”を
 現在Oh!スーパージャンプで”KUROZUKA”を連載中(原作:夢枕獏)
 
 【野中英二】 (のなかえいじ)
 マガジンで連載中の短編ギャグマンガ「魁!クロマティ高校」の作者。 通称のなー。
 他の代表作に「課長バカ一代」や「しゃぼてん」などがある。
 独特の絵のタッチとギャグセンスで描かれる漫画は、非常に好みが分かれる。
 恐らく漫画家の中で一番先のことを考えないで漫画を書いている漫画家であり、
 前の週の急展開を忘れたかのように次の話を書いたり、続きが思いつかなかった
 コマだけで話を構成した時もあった。
 漫画の内容からしても、知欠氏や間島氏と違い世論一般に通じていることが伺える。
 また、単行本の巻末漫画でほぼ名指しでTBS番組「ガチンコ!」を批判した。
 作中で「ヒッキー」や「キタ――――」や「YO!」を使うため、2チャンネラーだと思われる。
 講談社漫画賞を受賞した時は、読者以上に作者が驚いていた。 
 
 【ノベライズ】
 小説化のこと。
 アニメ化するか、それよりやや下なくらい漫画が売れるとたまに出版される。
 自前のレーベルを持つジャンプ系漫画が盛ん。
 マガジンはドラマ化など人気がピークに達すると出る程度で、サンデーとチャンピオンは皆無。
 ガンガンや青年誌など、ややオタ向けになると頻度は上がる。
 オリジナル小説では食っていけない作家の底辺が書く場合が多いため、大抵は失敗する。
 ただたまに、秋山瑞人の「鉄コミュニケイション」、
乙一の「ジョジョの奇妙な冒険」など、名作が生まれることもある。
 
 【ノルマン効果】  
  週刊少年ジャンプで本来ならば10週打ち切りされても 
 おかしくないのに、それよりもつまらない漫画が多いため
 内容以上に長期間連載してしまうこと。 
 語源はいとうみきお作「ノルマンディーひみつ倶楽部」 
 (2000年24号~2001年20号まで連載)から。 
 
 【ノルマンディーひみつ倶楽部】
 いとうみきおが週間少年ジャンプに2000年24号~2001年20号まで連載したジャンルがイマいちよく分からない漫画。
 漫画好きで自らも漫画を描く主人公踝炉暖が友人や漫研の風変わりな連中と繰り広げる高校ライフ。
 第1話ではテンションの高いギャグが全開、テンポも良く、一部で「葉鍵系」と揶揄されながらも読者の期待を高めた。
 しかし第2話目以降、話はいきなり設定を無視するような迷走を始める。
 スタントの同好会が出てきたり、唐突にシリアスな友情話を挿入したりと
「この作者は何を描きたいんだ?」と読者を困惑と苛立ちの中に叩き込んだ。
 当然、評価は散々なり、スレ内では罵倒が吹き荒れるものの、微妙に
「見限ったものの、何とか持ち直さないかというはかない希望」が感じられた。
 その奥には「設定を生かして普通にギャグをやれば面白い漫画になるのに」という、歯がゆさが見え隠れした。
 尚、後半は人気・掲載位置とも下降気味でありながら打ち切りの危機を幾度か逃れ、「ノルマン効果」なる言葉を生んだ。
 関連【ノルマン効果】
 
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