新規開発製品
第一精工は創業以来、精密金型技術をコアとした当社独自の生産技術を伝承し、常にその技術を活かした製品の開発に力を注いできました。その結果、エレクトロニクス、情報通信、自動車、半導体など多様な分野において画期的な製品を開発し、今日世の中に送り出すことができています。
そのような私たち第一精工が長年培ってきた技術と経験を活かして開発し、新たな分野で活躍が期待される、全く新しい製品をご紹介します。
匂いセンサ
概要
複数の検知素子が検出する「匂い分子のパターン」を認識し、識別する匂いセンサです。
チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)の圧電薄膜に異なる感応膜を塗布した検知素子7種類を1枚のセンサチップ上に搭載しています。電圧をかけて共振している感応膜に匂い分子を付着させ、共振周波数の変化から数値データを取得、パターンを照合することにより匂いを識別します。PZTの圧電薄膜を用いたMEMSの活用により小型・低コスト化が見込めるとともに、検知素子の数を増やすことでより多くの匂いを識別可能です。
主な特長
- MEMS検知素子に、個別の匂い分子を吸着する感応膜を塗布
- 複数の検知素子が検出する「匂い分子のパターン」を認識し、匂いを識別
- 圧電薄膜(PZT)を用いたMEMSの活用により、小型・低コスト化が可能
- 検知素子(=感応膜)の数を増やすことで、より多くの匂いを識別
主な想定用途
- 家庭用や産業用ロボットによる異臭検知
- 農産物の品質確認
- 介護向け見守りシステム
- 清掃業務での最終チェック
- 芳香剤等日用品での品質確認
- 食品向けの識別や品質管理
- 医療向けの匂いでの識別
- たばこ・トイレなどの匂いや、匂いの強さの検知
- その他、各種産業での匂いをトリガーとしたセンシング