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【芸能・社会】

斎藤さん初歌唱だぞ ミュージカル「レ・ミゼラブル」製作発表

2019年1月24日 紙面から

劇中歌「宿屋の主人の歌」を熱唱するトレンディエンジェルの斎藤司=東京・芝公園で(高嶋ちぐさ撮影)

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 4月から全国五大都市ツアー公演を行う人気ミュージカル「レ・ミゼラブル」の製作発表が23日、東京都内で行われ、トリプルキャストの主人公ジャン・バルジャン役に初挑戦する男性ボーカルグループ「LE VELVETS」(ル・ヴェルヴェッツ)の佐藤隆紀(32)をはじめ、ミュージカル初挑戦のお笑いコンビ「トレンディエンジェル」斎藤司(39)、アイドルグループ「乃木坂46」の生田絵梨花(22)ら総勢72人のキャストが出席した。

 悪役のテナルディエを演じる斎藤は、約400人の観客が見守る前で、初の歌唱披露となる「宿屋の主人の歌」を熱唱。コミカルな演技も織り交ぜながらの堂々としたパフォーマンスに拍手と歓声が起きた。

 斎藤は「今まで生きてきた中で一番というくらい喉の調子が悪かったので、本番ではさらにすばらしいものをお見せできるように謙虚に頑張らせていただきます」とあいさつ。「本当に緊張して恥ずかしいところを見せてしまった。諸先輩方の歌やお話を聞かせていただいて、自分を磨きながらやらせてもらいますんで、待っていていただければ」と話した。

 夫婦役でコンビを組むマダム・テナルディエ役の森公美子(59)は「この公演はマジメにやらなければいけません」「思ったことをやるよりは、言われたことをやる」「音楽は音符を大切に歌う。音符は絶対に外してはいけません」などと真剣にアドバイス。斎藤は神妙な表情で「はい」「はい」とうなずき、会場の笑いを誘っていた。

 2017年の前回公演に続いてコゼット役で出演する生田は「前回、演出家の方から『笑顔はひと通りじゃないし、自分の経験をもっと出していった方がいい』とアドバイスを受けたので、今回またさらに表情が増えたらいいな」と話した。

 東京公演は帝国劇場で4月19日から5月28日。名古屋公演は6月7日から25日まで御園座で。

 

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