森保一監督(50)は“リベンジ”に燃えている。東京五輪世代のU-21代表を率いて臨んだ昨夏のジャカルタ・アジア大会1次リーグでベトナムに0-1と惜敗。23日の公式会見で、ベトナムメディアから執拗(しつよう)に反抗心を問われ、「厳しい試合になると覚悟している。敬意を払い、最大限の力を発揮して勝つことを目指してやっていく」と応じた。
ベトナムはFIFAランク100位ながら、昨年末には10年ぶりに東南アジア王者に輝き、アジア杯出場国で最も若い平均年齢23歳のチームには勢いがある。韓国人の朴恒緒(パク・ハンソ)監督がアンダー世代の強化から一貫して携わっている点に触れ、森保監督は「ベトナムのサッカーをレベルアップさせ、結果を出しながら来ている」と警戒。ベトナムはヨルダン戦から中3日の一方、日本はサウジ戦から中2日となるだけに、「限られた時間の中で最善の準備をする」と語った。